ツンデレを代表とする、昨今の萌えの大きな特徴の1つは、
市場が細分化、コンテンツの母数の拡大、コンテンツのサイクルの短縮、等によってユーザー同士が体験を共有できなくなってきたことに起因するのではないかと。
最近のストーリー性志向の没落と、
キャラクター志向のってのもここら辺にあるのではないかな。
テンプレートによって共有することのできないより高次な思い入れは、ユーザーが個人的な妄想として自由に補完する。そういうシステムなのか。極論、エヴァの綾波のようなお人形的なヒロインの人気の一側面も、素体に近いがゆえの妄想投影の自由度の高さにも起因しているのかもしれない。
萌の本質が、嗜好を特定のキャラクターやストーリーから分離し、複数のコンテンツ間に持ち越し可能にするシステムなんだなぁと。
コンテンツが萌えを売りにすればするほど、陳腐化するのはそういうわけだったんだ。
あぁ、ようやく納得がいった。
極度のパターン化、記号化、様式化
「代替可能性」