読者日記 グロテスク
桐野 夏生の『グロテスク』を読んだ。4人の女性の人生の暗黒を書いた物語。
出版社/著者からの内容紹介
「私ね、この世の差別のすべてを書いてやろうと思ったんですね。
些細な、差別と思っていないような差別。
お金も美醜も、家柄も地域も、勉強できるできないも、全部の小さな差別をいれていこうと思ったんですよ。
エリートになればなるほど、たぶんものすごい差別がいろいろたくさんあると思うんです。
競争が激しい。それが女の子の場合、もっと複雑になるというのかな。
厳しいんじゃないかと思うんですよ、女の子は。」
(「本の話」7月号 『グロテスク』著者インタビューより)
エロ・グロ・ドロの三拍子、女の情念がドロドロに詰め込まれた一品です。 ちなみ本内の超階級社会であるQ女子高は、おそらくK〇女子高と思われ。妹2人がそこじゃないけど女子高出身で、結構そら恐ろしいエピソードとかも聞いたことがあったのですが、そういう世界をイヤというほど堪能できます。 女怖えぇよ、と思える一品。
しかし、初挑戦だったけど桐野小説スゴイな。