AdobeのオンラインPhotoshopの狙うもの
CNet: アドビ、「Photoshop」をウェブアプリ化へ–無償版として提供予定
なんか騒がれている文脈が微妙に間違っているような気がする・・・
思うに「単にAdobeが流行のWebアプリケーションに進出した」という見方をするべきではないのではないか。
数年前からのMacromediaの買収、一覧のFlashのオープンソース化、Apollo計画、Eclipseへの参入、JSフレームワークの公開、Mozillaへのソース寄贈などの全ての動きを踏まえて、包括的に見るもんじゃないかなと。
おそらくこのオンラインフォトショップは、Apollo普及の布石であって、Flex2というよりはApolloで実装される可能性が高い(あるいは将来的にそうなる)のではないだろうか?
ちなみにApolloいうのは、アドビが発表した次世代プラットフォーム構想のこと。
日本ではショックマシーン2号的な認識でスルーされていて、不憫な感のするアドビの新プラットフォームApllo。ただ実際にはこれはランチャーというよりも、PDF, Js, Flash, HTMLを統合したウィジェットとブラウザの融合した、完全クロスプラットフォームの新しいアプリケーションレイヤーだと思う(この完全オンラインでないという点でPicasa的という表現だったのではないか?)。
このApollo配布の起爆剤として、アドビはフォトショップ無料版をApollo用のアプリとして配布するのではないだろうか? つまりオンラインのPhotoshopは、Apolloのお披露目であり、Apolloを使えばこれだけのオンラインアプリが開発できる!というデモンストレーションではないのかと。Apolloが年内という次期上、初期版は通常のウェブアプリかもしれないが、早期の段階でApolloへとプラットフォームを移行するのではないか?
というか俺がAdobeの偉い人だったら絶対そうする。
ApolloがFlashPlayer並に普及をした場合、プラットフォームベンダーであるアドビが最初から物凄いApolloアプリ開発ノウハウを行使して、怒涛のサービス発表していったばあい、ひょっとするとひょっとして色々下克上な展開が起こりえるのかもしれない。