某TVの炎上について雑感

久しぶりにのま猫騒動クラスの大炎上に発展しそうで、事態の推移の観察しておくて色々勉強になりそう。

2年前ののまねこ騒動は、パブリックドメインな創作物(モナー)の私有化を巡った 2ch住民vs 企業の局地戦で、あれを契機に黒Flashの衰退と認識している。

今回は登録商標のような倒すべきシンボルがないから超短期炎上で収束しそうだけど、逆に瞬間風速は今回の方が大きいのではないか。 ネラー、ニコ厨、DTM厨、音楽の著作権問題関から、CGM,系のWEB2.0の識者まで、新しいユーザー主導のコンテンツの可能性に注目してる層全体を敵に回したっぽい感じが面白い。のまねこの時には比較的中立で事実を伝えてたニュース系サイトの殆どがTV曲を悪を断じてるのが印象的。

同時にここ2年ぐらいでネラーの炎上テクも大分洗練してきてる。のまねこ以降、プロ市民とか抗議団体のお家芸の「頭越しにスポンサーを狙い撃つ手法」が導入されたりと、相手が反撃できない部分をゲリラ的に狙うことが多くなった気がする。こういうデマゴギー戦ではリソース性がある分、長期的にみればネットの方がはるかに有利だと思うんだけどな。

個人的にネットの炎上で興味深いのは「スポンサーを狙え」とか「どこに抗議文を出せ」といった攻撃手法に関するマニュアルは物凄い速度で浸透するのに対し、「ここまでやったら落としどころ」といった勝利条件や撤退条件が明文化されてない点。こういう状態では戦況の収束ってのはどこで発生するんだろうね。

またリアルの抗議団体と違い、利益なり権利獲得なりといった攻撃者が共有している共通の価値観が希薄な点も面白い。利益追求の為の抗議活動ではないから、自然とリスクを無視した攻撃にでる人間も沢山あらわれるし、そもそも相手が降伏しようがなにしようが止まらずに、数年ぐらい散発的にゲリラネガキャンが展開されるようになりそう。

個人的にはネガキャンとかの流れに逆らって、超大ヒットソング作って見返すみたいな動きをする人たちが出てくると面白いと思うだけどな。あとインタビューに答えた人がスケープゴートで吊るされるのはどうかと思う。

そんな雑感。

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