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イノベーションの分業

ニコニコで色々と実験したときの雑感。

1:アイデアを思いつく人
2:そのバリエーションスタディーをひたすら再生産する人
3:成熟したネタをうまく料理して、高品質なコンテンツを作る人

この分業体制が2ch時代より成熟、加速してきた印象。

プロセスの1と3は個人の能力に大きく依存する反面、2の成熟から枯らす部分はマンパワーが主軸となる。そういう意味では1人の天才では作り出せないタイプのイノベーションの出現が増えていくのではないかと。

でこういう文化がちゃんと主流になる為には、3番の功績を1、2の人たちに還元する仕組みが必要。 そうじゃないと、村上隆的な選択が唯一の最適戦略になりそう。 こういうところでPICSYとかのシステムが入ってくるとおもしろいんだけどな。

思うにPICSYは貨幣としてより、まず貢献評価の可視化装置としてその有用性を発揮しまくった方がいい気がするんよね。金じゃなくても、こういうシステムでネタ元やアイデア、スレ加速なんかに貢献した無名にも名誉や充実感を還元ができるとCGM界隈はもっと面白くなりそうなんだが。

こういう流れはOSSとかでも普通にあるけど、ニコニコは速度が違うから文化の動きを観察しやすい。前にも書いたけど、ニコニコのビジネス以外での最大の注目点は、ユーザーの相互補助による学習装置。梅田さん的な表現で言えば情報ハイウェイがゼロか敷設される様を観測できる貴重な場所なのに、あまりそこを重点的にウォッチしている人が少ない気がする。なんで誰も議論しないんだろう。

CGMやSNSについて語る人は、そのコミュニティが作りだしたコンテンツ(結果)、あるいはその表層的な機能だけに注目して、なぜコンテンツが生まれたのかの仕組みにあまり興味を持っていない気がする。
僕がそういう草の根の部分を過大評価しすぎてるんだろうか??

あと、そういう傾向は、ドワンゴの株価が超高騰になってから、急に手のひらを返して注目しだした人とかに特に多い気がする。

まったく関係ないけど、ドワンゴ株はヒートアップしすぎだと思う。
サブプライムショックの余波が怖いのに、年末に株を買いまくる人の気持ちがまったくわからない。ここ2~3ヶ月は様子見したほうがいいんじゃないかと思う。