世界大恐慌とか雑感
なんかまだ実感ないけど、いま世界恐慌が起きるか否かの瀬戸際らしいっすね。
サブプライム問題
モノライン問題 ←もうすぐココ
北京オピンピック大失敗
中国バブル崩壊
万が一、モノラインや中華バブルも連鎖的に発生すると、世界経済終了のお知らせになりそうな予感。別に世界経済終了はどうでもいいんですが、それがインターネッツ業界にどう影響するかが心配。
庶民の消費が冷え込めば冷え込むほど、携帯とかインターネッツの利用頻度・滞在時間は(おそらく)上昇し、
コンテンツ配信にとっては有利な気がするです。逆にスポンサー関係上、消費社会を賛美するコンテンツしか放送できないTVとか雑誌等の既存メディアは益々厳しくなってきそうなあてずっぽ。
大きな流れとしては、コンテンツ制作コストを下げてお前等自分でコンテンツ勝手に作って勝手に遊べや、儲かりそうなら吸い上げて使ってやっからな的なCGMコンテンツへの注力が更に激化すると思われ。マトリックスの映画と同じで、自由意志で遊んでるつもりが、コンテンツ生産電池の一部として扱われる状況が本格化しそうです。
あわせて2年前に書いた「WEB2.0って結局は”地主制度2.0″なんじゃないの?」のエントリ的な時代も激化しそう。
そういえば佐々木 俊尚氏の『次世代ウェブ グーグルの次のモデル (光文社新書) (新書)』 という本で、地主制度2.0を章のタイトルに入れていただけるくらい大きく扱っていただいたらしいのだけど、今まで知らなくてゴメンナサイ。 コメントもトラックバックも連絡先も全て死んでるブログですスイマセン。今更ながら紹介いたします。
で、そんな時代に大不況が重なると、今後はコンテンツの効果測定が空前絶後に非常にシビアになっていきそうな予感です。電通がオプトの筆頭株主になったりしてるし。
それと同時に、2007年度頭から全てのTV局の株価が減衰を開始してたり。出版社がどんどん倒産していったりと、既存メディアの再編成とかも気になる。
おそらく今後は、金持ちの高付加価値なもの = リアルメディア、 庶民は早くて安かろう悪かろうなネットでもやってろ的な流れにいくと思うのです。つまり長期的には、インターネッツは低所得者層のものってことになっていくんじゃないかと。貧乏が予想外に脱物質化社会を実現する感じです。
よく誤解されやすいけど、工業デザインにおいて「アクセスがよい」「効率がいい」とか「機能的」といった美徳は、基本的に低所得者層、労働者層用の商品のコンセプトです。逆に資本階級へのデザインというのは本質的に「選択肢の提供」、「社会ステータスの具現化」「実質的な意味がない」といった機能が要求されます。そういう意味で、現在のインターネッツの進化はますます知識階級から労働者階級に向けてのメディアに進化しつつある感じです。
WEB2.0が金になりにくいというのは、まさにここが本質で、金がある層はよりリッチなタンジブルメディアに金を出すので、低所得者層から広く浅く回収するしか手段がない。そういう層は貧乏故に無駄に対してリソースを配分する余裕がないので、即物性のある情報ばかりを求めアート性には金銭を払わない。
そういう時代になると、美しさとか洗練とかそういう意味でのデザインってのは、ますますファッションやプロダクト、建築の方向に集中するんじゃないかと。 逆にネットでのデザインって言葉は、どんどんと情報建築に集約されていきそう。ネットで数字に還元できないデザインなんてイラネって感じで。Flashのインタラクティブ性ってのは、定量的に測定できないから物凄い勢いで衰退していくんじゃないかと。
まぁそんな感じで2008年はスゴイ先行き不安なんです。
あまりに不安なんでちょっとグルグルまわってるモンをブチまけてみました。

2008 年 9 月 18 日 11:28 PM
[...] 今年あたまに、不況きそうっすマジやばいっす!!とかのたまってたら、本当に不況になりやがった。しかも北京オリンピック大失敗意外はかなり当たってる感じ。 [...]
2008 年 12 月 13 日 1:52 PM
[...] 今年の頭に書いた「世界大恐慌とか雑感」のエントリだけど、北京オリンピック以外はだいたい書いた通りに推移してる。 予想どうりではあるけれど、非常によろしくない。 [...]