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作り手の階級社会

ロンドン時代を思い出して最近気が付いたのは、十把一絡げにデザイナってくくられてる人間にもどうやら資本階級と労働階級の純然たる壁があるなってこと。

基本的にナイトや爵位を賜ったデザイナーって、ファッションとプロダクトのデザイナだけなんよね。 グラフィックデザイナーやWebデザイナーは、爵位なんて逆立ちしても与えられない。社交界にも入れない。

おそらくその理由は、ファッションやプロダクトのデザイナってのは、自分達が原型を作り、それの複製を世界に配給する権利を売っている点だと思う。本質的に資本家としての側面を持ってる。

一方でグラフィックデザインなやWebデザイナは、受注労働であり、権利ごと納品する。 つまり本質的には労働者階級にすぎない。 そういう意味でガテン系とかITドカタっていう表現は、かなり本質を突いているのかもしれないね。

そうするとWEBデザイナな人間が社会的な地位を獲得すなり、受注販売体制から脱却する為には、なにかしらの手段を持って資本家的な要素を手に入れる必要がある。その為にはどうすればいいのか?というのが課題だなぁ。 

常識で考えれば、Webデザインが特許か版権を握る風潮を作るのが一番近道なことなんじゃないかと。そういうの作らないと、老後迎えられなさそうだよなぁ今後。