被ブクマ率を10倍に跳ね上げる方法

自分にとって被ブクマ数新記録の1200の大台を達したのでメモ。

以前書いたように9だか10月くらいから、被はてブ率のコントロール実験みたな感じで色々なアプローチで月500はてブ以上をノルマに実験をしていた。京極夏彦が、情報は開示する順番が大事とか言っていた気がしたので、ちょっと実験的に色々仕込んでみたら、試したみたら予想以上の破壊力があってびびった。今回やったことは以下の通り、

・Twitterの英語アカウントをとったことを吹聴する。
・Visualizing Dataとか、Collective Intelligance とか先端技術の良洋書を紹介する
・世界恐慌とかグローバル視点からの日本不況とかのエントリを書く。
・海外での同業者の平均給与や、求人伸び率について語る。
・既存のパラダイムを否定して、海外で進行中の新しい時代の到来を語る。

まで比較的、含蓄はあるけど敷居の高いネタをを1週間かけて仕込み、そこまで準備をしてから満を持して

・誰でも簡単に始められる、自己投資(英語学習)の紹介。

という流れを構築したら、被はてブ数やアクセス数が通常の10倍に跳ね上がった。なるほどなぁ。個々のエントリがそれぞれ独立していても、ある一定の文脈と順序で開示することで、色々なことがブーストできるんだなぁ。

近代デザイン史の研究者であるエイドリアン・フォーティは著書『欲望のオブジェ』の中で、20世紀以降の広告や工業デザインの本質は、それまで存在しなかった不安と不便を意図的に作り出して、その不便を解消する手段として新しいライフスタイルを提案する工業製品を売りつけることであるみたいなこと書いてた記憶がある。そのときは、またまた(笑)とか思ってたわけだけど、こういう結果をみるとあながち間違いじゃない気がしてくる。

さらにこういうアプローチに、choice overloadみたいな研究結果を組み合わせてみた。時間があれば検証できる程度の数の選択し、逆をいえば刹那的には内容を評価できない程度の選択肢を提供すると、判断は棄却されずに一時保留となり、はてブのようなものに登録される確率が高くなるようだ。

そしておよそ350ブクマを超えたあたりから、興味をあまり持っていない層がブクマをはじめるような印象。これは集団心理的な行動なのかな、真贋をみきわめる時間(あるいは能力、興味)が欠如しているけど、重要情報へのアクセスという機会費用を失いたくない。だから大勢の人が興味をもっていることを担保に、とりあえずリスク回避の為にブクマする。そんな層が相当数いるような気がする。このような現象が発生すると、以前も観測されたけどおよそブクマの数が2~3倍に膨れ上がる。またこのレベルに突入すると、他のニュースサイトにも飛び火してトラフィックた飛び上がる。

しかし正直、はてぶ開始いらいfladdict.netの最高はてぶ記録だった「はてなチューブ」が、10分で書いたエントリにあっけなく負けたというのはかなりショック。

そりゃフリーライド系のまとめブログは増えるわ。

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