被ブクマ率を10倍ぐらいにブーストする実験

ESL Podcast紹介エントリのネタバレ。
まず一週間かけて、以下のネタを仕込む。

Twitterの英語アカウントをとる。
Visualizing DataとかCollective Intelligance とか先端の良洋書を紹介する
世界恐慌とかグローバル視点からの日本不況とかのエントリを書く。
海外での同業者の平均給与や、求人伸び率について語る。
既存のパラダイムを否定して、海外で進行中の新しい時代の到来を語る。

で、問題意識に対して参入障壁の小さいとっかかりを提示する。

誰でも簡単に始められる、自己投資(英語学習)の紹介

500ぐらいを予想してたら1300超えてビビる。
1つ1つは独立したまっとうなエントリなのに、一定の順序で並べると、文脈が相互に作用して1つのテーマを盛り上げる感じのテスト。


文脈を累積していくと、予想以上にトラフィックがはじけるね。 ロンドンで毎日更新していた黎明期のスペックに一瞬で復帰できた。

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今回は、さらにこういうアプローチに、choice overloadを組み合わせてみた。刹那的には内容を評価できない量の良質な選択肢を提供すると、情報の判断は一時保留となりはてブ率は上がる、という仮説をたてて試した。

あと印象論だけど、およそ300ブクマを超えたあたりから、興味をあまり持っていない層もブクマする。集団心理的な行動なのかな、真贋をみきわめる時間(能力、興味)が欠如しているけど、重要情報へのアクセスという機会費用を失いたくない。だから大勢の人が興味をもっていることを担保に、とりあえずリスク回避の為にブクマする。そんな層が相当数いるような気がする。そして2次バズ3次バズが発生。

しかし正直、はてぶ開始以来fladdictの最高はてぶ記録だった「はてなチューブ」が、10分で書いたエントリにあっけなく負けたというのはかなりショック。

そりゃフリーライド系のまとめブログは増えるわ。楽だし。

実験の参考書籍は、近代デザイン史の研究者であるエイドリアン・フォーティの著書『欲望のオブジェ―デザインと社会 1750‐1980 』。この本で書いてあるコンセプトってホントに現代でも通用するんだなぁとビックリ。

なんかamazonでもう手に入らないので軽くまとめると、産業化以降の大量生産社会は、「それまでに存在しない新しい不安と不便を発明し、それを解決する商品を売ること」で成り立っている。で、デザインや広告表現はデザイナーの意思ではどうにもならないレベルで、その流れに組み込まれているみたいな話。うろおぼえだけど。

<追記>
「それまでに存在しない新しい不安と不便を発明し、それを解決する商品を売ること」。は、ちょっと単体だと誤解を生みやすい表現だから補足。これはデザイナや広告代理店が不安を煽るのを技法にしてるってわけでなく、送り手が意図する意図しないにかかわらず、受けての中に「これない=不便」みたいなビジョンが生まれるか否かで普及するかどうかが決まるってこと。

例えば「カーナビがないと不便道がわからなくて不便」とかそういうやつ。行ったことのない場所の道がわからないのは普通の事だったのに、消費者の中に「その道がわからないこと」が不便であるっていう新しい図が生まれた。だからカーナビ普及したみたいな話。

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