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クビキリサイクル

クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い

西尾維新というと、「デスノート」で初挑戦し、そのまま怒りにまかせて壁にたたきつけて終了した過去があります。けれども、今回複数人からオモロイとオススメされていたので、もういちどリベンジ。こちらは第23回メフィスト賞受賞作のデビュー作。


物語は定番の絶海の孤島に… なんだけど、登場人物がみな濃い。 天才画家、天才科学者、天才料理人、天才ハッカー、天才予言者、天才請負人と天才だけが集められた島で突如はじまる殺人ゲーム。

ライトノベル的な回りくどい口調ながらも、文章がうまいので普通にサクサク読ませる。僕も君も世界から疎外されていて、けど君は僕を必要としてくれて、僕も君が必要で…みたいな、オナニズム溢れる世界系的な空気が平気な人なら、楽しんで読めるかと。トリックは殺人事件だけなら比較的やさしめ。ミステリというよりは、キャラクター小説か。

それにしても西尾維新は、森博嗣の影響スゴイ受けてるなぁと感じる。天才観とか、引用の仕方とか、メインプロットの外に一番難しい問題を置くとか、そういうの色々。

引き続き読む価値はありそうな雰囲気なので、そして二冊目クビシメロマンチストも購入してみた。