クビシメロマンチスト -西尾維新って下手なひと読むと自殺するんじゃね?-


クビシメロマンチスト

西尾維新2冊目をさっき読了。あー、なんていうか、西尾維新を過小評価していました。ゴメンナサイ。

普通にティーンエージャーで、勝手に同調して自殺したり事件おこしたりするやついるんじゃねーの?と思った。なにこの病みっぷり。メンヘラーな人が手をだしたら、確実に死ぬぞコレ。シロップに青酸カリ入れたような小説。

それはそうと、こういう絵の書籍は購入しにくいので、挿絵ない版が欲しいです。

追記

やっぱ人死んでるっぽいのかな、わからんけど。

二冊読んだだけだけど西尾維新の小説に感じられるのは、「世界と自己、人生には意味がない」という考えへの圧倒的なまでの後押しというのかな、そういうモノがある気がする。「やっぱり、僕(私)が思っていた通り、世界に意味なんてないんだ」みたいな、自己の意味喪失を肯定し補強するような感じ。

もちろん「世界は虚無であり、人生に意味はない」なんてテーマの小説はいっぱいある。ただ、その大半はその虚無の中を如何に受け止めるか?向き合うかが主軸となってる。一方でこの小説は、一冊を通して世界に意味はないということを淡々と提示したあとに、「まぁ、せちがらいけど頑張ってね」と突き放している点が面白い。むしろ、読者を負の方向に同調させるだけしておいて、「まぁ僕(主人公)にはヒロインがいるからこっち側にとどまってられるけど、君は自分で解決してね」的な投げっぱなしジャーマンスープレックスをかましてくる。

そりゃ支えがない人間だと、気づかなくてもいいこと気づいて、考えなくてもいいこと考え出して、死ぬ人もでるわな。

追記追記

ちょっと意見修正、虚無の提示じゃないな、どっちかというと世界を否定することへの誘惑だな。世界と同調できないことへのナルシズムが転じて、自己を含む世界の否定に通じてる感じ。京極夏彦やリチャード・ドーキンスとかで、メタ視点から世界を否定している物語にある程度慣れてる人じゃないと、繊細な人が多感な時期に読むとつらいかもしれない。



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コメント / トラックバック 2 件

  1. tototo より:

    西尾維新氏の著作を(この戯言シリーズを)一冊読んだことがありますが、ストーリーがどうのこうの以前に
    登場人物の無意味に難解で非現実的な氏名が生理的に受け付けませんでした。
    「とある魔術の・・・」とかいう電撃文庫の人気シリーズなんかもそうなのですが、結構いますよね。そういう名前を多用する作家さんたちが。いったい何なのでしょうね。ふつうの名前にしてくれていれば読めるのに・・・

  2. admin より:

    あのネーミングセンスは不思議ですよね。
    なんかそういうお約束があるんでしょうか。

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