不況がきそうでどうしよう
今年あたまに、不況きそうっすマジやばいっす!!とかのたまってたら、本当に不況になりやがった。しかも北京オリンピック大失敗意外はかなり当たってる感じ。
基本、経済については素人だけど、とりあえず素人は素人なりに今後の展開をまじめに考えつつ行動しないと、色々大変そうだ。
で現状としては、
・アメリカで証券、不動産、銀行大爆発。
・原油暴落。
・円高ドル安。
・なんか世界的にヤバイ。
という感じなのかね、経済はわからんので一般論では輸出が厳しくなるとか、資本が一次産業にながれる程度しかわかんない。これプラス資源争奪戦の激化なのかね。
問題はITとインターネッツ業界の動向。
短期的にみれば新興株への投資の撤退や、景気の減速からIT分野での実弾がなくなると思われ。そうじて設備投資や実験、広告出向などが減りスペシャルサイト等は衰退する方向か。SIERやFlasherにはしばらく冬の時代かもしれない。
その一方で広告出向という面では、効果測定のできないTVや、実質ほぼ虚業と化している雑誌への出向は衰退する一方であり、そのお金が流れる先はネット、特に携帯広告関連となりそう。そういう意味では、不況の中ではネット広告媒体は相対的には浮上する。けどネット広告媒体は商売が下手だから、値段を吊り下げられそうだよな。今が吊り上げ時のはず。ただしこれらは、テキストマイニングやマッチングを前提とした費用対効果の高いネット広告の話であって、キャンペーンサイトは蚊帳の外だろう。儲かるのはメディアを握った会社かな。
電通自身はメディアを持たない方向なのでこの分野では競争ではなくあくまでお客様。プレイヤーとしては、はてなはメディアにはなれなかったしニコニコはまだ未成熟。広告の覇者はポータル系を覗けば、mixi、サイバーエージェント、楽天あたりで誰がマイニングやマッチングを完成させたところがポイントか。あと日本でブログネットワークを誰が握るのかも見所。TBSが楽天の買収を完全拒否したり、某新聞が大炎上したり、ネットと既存メディアの融合が儚い夢となった今、TVこのまま憤死するのかも注目。
Flasherは受注からコンテンツホルダーにシフトしなけりゃヤバいってのがここ数年の持論だったけど、自分を含めてコンテンツホルダーとして成功できたプレイヤーはほぼ皆無。モバゲータウンを擁するディー・エヌ・エーなんかが一応唯一のFlash系の大型コンテンツホルダーなのかな。高度化、産業化、市場縮小の三拍子そろうFlash広告界に対して、どういうハンドリングをすべきなのかは謎。正直わからないし、しってたらこんなエントリかかないで、こっそり一人でポジション張ってる。わからないから書いてる、情報交換したい。
過去の大不況と今回の最大の差異は、インターネットの有無であって、消費者の持つ金がどれだけネットに流れるかが鍵となりそう。個人的には流れると思ってる。ファッションや車、旅行、レジャーへの幻想等が、情報リテラシの発達によって解体された今、貯蓄を圧迫しないコストパフォーマンスのよい娯楽としてネットが再評価されるんではないかと思う。 そういう中長期的には(ほかの娯楽や広告産業に比べ)未来は明るいと思うんだけど、この短期間でどうやってハンドリングして誰がそれを拾うかがポイントいりそう。
Flasherはとりあえず雌伏してDSなりiPhone研究とかで新技術を模索しつつ、Flash HomeなりFlex/Air Mobile(あるのか?)なりの登場を待ち望んで、携帯デバイスよりに徐々にシフトしていくタイミングを計ることになりそう。コンテンツホルダー作戦はいまからやるのはもう無理だよなぁ。
モノづくり工業大国日本はそろそろ終わりじゃないかなと思う。理系志望者の不足、高齢化、資源争奪戦、不況、アジアの経済発展、あらゆるものが日本のモノづくりに不利な方向に進んでる気がする。日本は資源がないんだから農業国家になって食料自給率上げるか、コンテンツIT立国目指すしかないと思うのだけどなぁ。工業職人国家日本はもう無理だろ。
とあくまで素人考えのメモ。
今年、来年は大変そう。
2008 年 9 月 20 日 3:32 AM
大学の先生から、情報革命が起きて、今後ますます工学(匠学)部の重要性が高まっているのに、未だ土木といった学科が幅を効かしているのはおかしい・・・という話を聞きました。フラット化した世界で先進国が生き残るためにはイノベーションを創出し続けるしかないと私も思いますし、ブログに書かれている事は当たっていると思います。私の勤めている会社も含めて、地方は相当厳しい局面に来ています。私はプログラマ兼システム管理者兼マネージャなので、こういう時代ですし、現在はマネジメントに引っ張られて、並の感覚ならブチ切れてもおかしくないような状況です。
ネットというよりも、サービスにお金が流れると考えた方がいいと思います。ひとつキーワードをあげるとすれば、「サービス・サイエンス」(サービス工学)でしょう。原油高、資源不足、実態のない経済破壊、こういった中で、所有する世界からシェアする世界へ、すなわち、サービスを享受する世界へ益々加速していくと思います。
コンテンツホルダーとして成功うんぬんですが、コンテンツ=情報=お金と考えれば、価値はあると思います、ただ、インタラクティブ(双方向)なメディアって、面白い反面、疲れるんですよね…見せ方と価値の提供の仕方かなぁと、私はFlashを全く触りませんが、手段の問題はあまり関係ない気がします。「新データベース・メディア戦略」という本がコンテンツで成功するためのヒントになるかも?
2008 年 9 月 20 日 11:27 PM
なるほどです。 情報産業が土木と比べてマイナなのは成果が目に見えないため、一般の人には想像しにくいし、わかりやすいビジョンを描けるエンジニアがあまりいないせいかもしれません。
>ネットというよりも、サービスにお金が流れる
これは僕も同感です。インターネットがお金にならないといわれる最大の原因は、コンテンツ=データと考えて目方商売しようとしているところなんですよね。これは物理メディアならば成り立つのですが、複製可能なデジタルデータでは成り立たない。今後はそこではなく体験であったり、集団へ帰属する権利であったり、格差・アドバンテージであったり、そういう所をビジネスモデルにしていかないといけないのかなと思います。
>インタラクティブに関しても同感です
インタラクティブは暇というか、使う側に余裕があってはじめて成り立つんですよね。忙しかったり、目的が明快な人、切羽詰っている人にはインタラクティブはあまり意味がないと思います。インタラクティブで商売をするなら、料理が趣味とか掃除が趣味というように、手段と目的を逆転させてインタラクティブな体験そのものが目的になるような何かを考えないと大変そうですね。
2008 年 12 月 13 日 1:54 PM
[...] 年は、今年どれだけ準備をしたか?が問われる年になりそうだ。今後の推移としてはこの辺で書いた方向にそのまま行きそうで怖い。 Amazon、楽天であったり、ニコニコ動画やたぶんpixivな [...]