インターネットを見れる最小限のスペックのパソコン、ネットブックとやら流行り始めている。これがFlash界にどう影響するのかイマイチ読めない。
長期的に見れば、いわゆる現在のPCが業務用・製作用端末となるのはほぼ間違いない。そして一般ユーザの情報閲覧端末がモバイルなどの小型デバイスに移行していく。 だけどその中で、ネットブックが単なる過渡期的な存在にすぎないのか、定着をするのか?そこがイマイチ読めない。
ただいえることは、CPU 1.5G、メモリ1Gのマシン(追記:ネットブックで最上位モデルでこのぐらい)において、気合の入ったFlashは確実に見えない。もしもネットブックが流行するような場合、僕達Flasherは何らかの対策を練らなければならないだろう。
<追記>一応補足しとくと、気合入ったってのは最先端のテクノロジを全投入してる系のfla。ふだんの仕事案件は大分パワーセーブしてる</追記>
PC, ネットブック, スーマトモバイルは、全てがフルブラウザを搭載しているが、マシンスペックはまったく異なる。今後はあきらかにこの差を考慮した、Flashコンテンツの製作が求められるだろう。 これは今までにない生存環境だ。
従来までのFlashはあくまで、1つの開発環境で複数のプラットフォームに参入できる、というものだった。だが今後は、1つのコンテンツが、複数のプラットフォームで再生できるか?という部分を真剣に考えねばならなくなる。「専用ページを用意すればいい」という意見も聞くが、PC, ネットブック, モバイルで3ページとかは正直ゆってアホだ。デバイスが増える毎にアドホックな対応を増やすというのは、ブラウザ戦争の愚を繰り返すことになりかねない。
例えばそれは、ネットブックで再生できることを前提に、オブジェクト数を減らすことであったり、ブレンドモードやフィルタを使わないことであったり、AS2はあきらめることであったり、表現そのものをよりミニマルな方向に移行していくことだったりするだろう。
おそらく来年1年でAdobe側か、コンテンツ開発者側のどちらかが、これに対する解を見つけ出さなければならないと思う。確実に見てみぬ振りをしてココを放置すると、色々な部分のシェアをJavaScriptに奪われることになる。
顧客「ネットブックと携帯フルブラウザから見れないと困るので、ブログパーツ以外はHTMLで」
とか言われるような未来は正直うれしくない。
せっかくFlashはクロスプラットフォームの問題の大部分が既に解決済なのだから、ここいらをサクっと解決するようなナイスな手段はないかな。ありきたりに考えるならビデオベースのFlashなんかね。