パワーブロガーが選ぶ、2008年度ウェブキャンペーンベスト5
AkiraFukuokaさんから、「パワーブロガーが選ぶ、2008年度ウェブキャンペーンベスト5バトン」が回ってきました。おそらく僕は変化球要員としてピックアップされてると思うので、お約束通り変化球をいくつか。
1:やる夫

「やる夫が○○するそうです」という一連のネタ、はてな界隈の人なら1度は読んだことがあるのではないでしょうか? 仕掛け人不在の野良キャンペーン。
・やる夫が漫画家を目指すようです
・やる夫で学ぶサブプライム問題
・やる夫がキリストになるようです。
元プロや専門家の高品質な匿名エントリが、「やる夫」というエイリアスの下で大量発生をしたわけです。知る限り2007~8年に生まれた新しい文化。 質と量ともにトップクラスのバイラルキャンペーンでした。 自分の中では2008年度のアルファブロガー。
この白饅頭系の一連の総PVは、軽く一千万PVを突破してると思います。これに勝てるキャンペーンってまずないんじゃないかと。
2:初音ミク
2007年に出た色物ボーカルシンセアプリ。
なんで、この小娘がココに入っているか?それはDTM界のパラダイムを変えたからです。
こいつ一匹で、絶滅しかけていたウェブDTM界が復活。さらにDTMのメインストリームを、カバー志向からオリジナル志向に方向転換させやがった。
この小娘一匹の力で、個人が作った曲がカラオケで配信され、iTunesで発売され、ソニーからCDデビューし、全国40以上学校の卒業歌に採用される・・・
DTMから商業デビューがポンポンでるとか、今までありえなかった自体なわけですね。しかもその引き金が、1アプリのスキンだったわけで。
DTMという辺境の事例とはいえ、業界まるまるパラダイムシフトがおこしたキチガイじみた大成功キャンペーンなのでピックアップ。
3:遷都君

奈良県のマスコットキャラクター。キモイキモイとネットで大炎上しました。
あのキモいキャラクター騒動、広告経済効果15億円だそうです。500万円でキャラクター発注した人グッジョブですね。
おそらくバイラル認知としては、今年度の王者なのですが単に経済効果の話なので3位。
4:萌え商売

米に美少女の絵をつけたら完売しました。 神社に美少女の絵をつけたら街が復興しました。
・・・波動シールやトルマリンを超える、驚きの効果がリアルに発生。
米みたいなコモディテイ商品が、パッケージを買えるだけで売り上げが12倍アップ・・・ 米国のビッグスリーも痛車さえだしておけば・・・
これ系を見るたびに、敗北感というか、丁寧にデザインするよりも、イラスト1枚のほうが広告として優れてるの? みたいなブルーな気分になっちゃうわけです。 純粋なプロブレムソルビングとして評価した場合、こっちのほうが好成績とか・・・
今年来年は大分不況なので、萌え商売に魂を売る業者はいっぱいでてくるんじゃないかと思うんです。 萌え商売は毒入りケーキだと思うのですが・・・
ということで4位。
5:空席
空席。
しいていえば負のキャンペーンとして、某新聞の大炎上かなぁ・・・ あれはネット危機管理と炎上のモデルケースとして、非常に重要なベンチマークだったと思います。
というわけで2008年、純粋な経済効果やトラフィック、文化様式を生み出したかなどを基準に、超大型キャンペーンをピックアップしたのですが・・・ 全てが自然発生的なムーブメントになってしまいました。
「やる夫と初音ミク」に関しては、2008年に発生した文化として1エントリ作ろうと思ってたのですが、いい機会なので先に軽く触れておきました。
2009 年 1 月 13 日 4:06 AM
[...] fladdict さんと AkiraFukuoka さんから回ってきました。2008年に印象に残った Web キャンペーンを5つ選んでくださいとのこと。 ・・・と、途中まで書いてたら、このバトンキャンペーン自体が [...]