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「何かを犠牲にするなばら、まずクオリティを犠牲にすべきだ」

EEDARのアナリストJesse Divnich、ゲームの売り上げはその品質ではなく広告費によって決定される、というリポートを発表した。

記事については、日本語版は内容が薄いので、原文をお勧め。

Jesseによれば、広告費と売り上げの相関関係は、metacritic.com (大手ゲームスコアサイト) の評価と相関性と比べ、三倍の違いがあるという。 彼はこの統計とリポートの結論として、「何かを犠牲にするなばら、まずクオリティを犠牲にすべきだ」と結んでいる。

ちょっと記事を読んだ限りでは、広告費が多いことが売り上げの必須条件なのか、単に市場全体で広告費5%以上のプレイヤーが大半を占めてたので相関性がでたのか、判別はできないが、示唆するところはそれなりに面白い。 広告と売り上げの相関関係はわからないけど、品質と売り上げの相関関係が薄いのは、残念ながら厳然たる事実であるように思える。

なんというか自分達モノづくりする人間の生き様を全否定するようなリポートではあるけれど、あながち間違いでもないのが悔しいところ。 いいモノ作るだけで勝手に売れるようならば、誰もウェブキャンペーンなんかにお金を割かないわけで。 たとえ、どんなにいい商品を作っても、商品の品質が影響するのは露出~購入の段階に入ってからであり、露出をする部分においては品質はそれほど寄与しない、というのは事実だと思う。

結局のところ、「高品質であるということ」を広告しなければ、購買は発生しないということなのだと思う。

反論として、広告で無理矢理売っても2作目以降の信用が落ちる・・・という話もあるけど、そもそも超大作を広告かけないでコカした場合、2作目は作ることすら適わないため、この指摘はちょっと正しくないような気もする。

記事がセンセーショナルなので極論っぽくとられているけれど、素直に読む限り、「クオリティと広告費のどちらかを削らなければならない場合、相関性の高い広告費を守るべき」というコスト配分の意味であって、クオリティに意味がないというわけではないと思う。

記事の統計が信用に足ると仮定するなら、価格帯や市場の平均にクオリティが達した場合、それ以後の予算は広告費が5%に達するまで、広告と品質アップに例えば3:1の割合で投入すべき、と見るのが正しいのではないだろうか。

というわけで、自分ももっとイイモン作って、この相関関係を壊せるようにガンバロっと。