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Androidで食えるのか?

IT Mediaの 賢者の意志決定: 誰も教えてくれない「Androidで食えるのか?」 (1/2) に、先日のNexus Oneの分析記事が掲載されました。

一応補足すると、タイトルは僕がつけたわけじゃありません。
基本、先日のエントリーがまさかのほぼまま掲載。 こんな暴論をのっけてIT Mediaさん本当に大丈夫なのかちょっと心配。
で、予想外のタイトル「食えるのか?」ということなので、その辺を多少追記

Androidのアプリで食うことが難しい最大の理由は、Androidストアの仕様にあります。 
Android Marketはアプリの販売額の為替レートが時価の為、日本の開発者がリリースしたアプリは世界中で円価格で表示されると聞いています(少なくとも発表当初はそうだった)。

円で表示されるだけで、売り上げ的には大幅なディスアドバンテージになることは確実。 自分だってアプリ買おうとして、価格が元やウォンやペソだったらまず買わない。

となると、必然的に売り上げの回収は、国内のスマートフォンだけで完結させる計画し、北米で売れたらラッキー程度に構える必要があります。

ざっくりとした見積もり
とりあえず、国内のAndroid携帯を超好意的にみて100万台。 iPhoneを200万台と仮定して考えてみましょう。

また、手持ちのデータからiPhoneの日AppStoreのトップ5有料アプリのダウンロード数が平均1000/日とします。

AndroidストアがiPhoneのストアと同じぐらい活況のわけはないので、色々な要素をふまえて係数を仮定します。 リナックス系のフリー文化と、売り上げランキングがないことと、UIが英語の壁を乗り越えて、Androidで有料アプリを買い捲るユーザーが、超好意的な判断で50%いるとします。で、さらに端末台数差で0.5掛すると、日本のトップ有料Androidアプリが1日に250本DL。 フリーアプリとの価格競争を考え、アプリの価格を100円とした場合、トップ5アプリの1日の売り上げは約25000円。 1ヶ月トップ5に君臨して75万円程度ということになります。あくまで上記はとても好意的な数字なので、実際には20万いかないんじゃないかと思いますが・・・

実際にはAndroidストアにはランキングがないので、トップ5という概念はなく値はより低くなる上に、露出を確保するための定期的な広告・販促費が必要となります。 あんまご飯が食べれる雰囲気がありません。

となると、高価格帯か、広告モデルか、月額課金か、携帯会社にスポンサーになってもらうか、Androidの外側にビジネスモデルを置くか、とにかくiPhoneとはまったく異なるアプローチを求められることになります。 メンドクサイから省略しますが、他のアプローチでも現状の規模を考えると、色々と厳しいかと。Xperiaと同時にくるDocomoストアに期待したいところです。

でかいプレイヤーならば様々なアプローチを取れるかも知れませんが、僕のような個人や小規模なプレイヤーでは、あまりできることが少なさそうです。

もしも、大人の事情で(Appleに垢BANされるとか)、自分が明日からAndroidの収入オンリーで行かなければならないとしたら・・・ 多分、物書堂さんに虎屋の羊羹もって行って、大辞林のAndroid版がでるかどうかを確認をしてから、辞書市場を攻めるるのが現状のベストチョイスかと思います。

パワーが余っているならば、収入モデルをAndroid Marketの外側に置いて、無料アプリを作るんですが・・・ 残念ながら自分にはそちらの作戦をとるだけの、人材もコネも資金もなかったりするわけです。

ポジショントークと思われるかもしれませんが、思いっきりポジショントークです。 貧弱プレイヤーなので自分のポジションを明快にして、価値観を共有できる人々と同盟を組まないと、僕なんぞ生きていけませんです。