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グーグルが電子出版のマージンを0%にしたらどうなる?

米国のほぼ全ての出版社が、手のひらを返してグーグルの電子出版を歓迎する方向に動いたらしい

グーグルが切ったカードとしては、おそらく以下のようなものなのかなぁと思う。

・マージン0%、あるいはそれに類するマージン額を提示した。
・ストア上での効果測定ツール他、様々な統計データを出版社に提供。
・ストアAPIなどを提供して、バックエンドだけを提供し、フロントは各出版社で独自のものも作れる。

あくまで「0%になるが確定」ではなく、「0%にするカードを必要ならば切れる」という状態だろうけど、実際そうなった場合の、シナリオってどう動くだろう。誰かがマージン0%のストアを出すという、危機管理上のケースは、国内ではあまり真面目に議論をされていないように思える。

GoogleとAppleがAmazonに対して切れる最大の強みは、「別に本売れなくてもいいし、儲からなくてもいい」という点であって、特にマージン戦争はGoogleには有利に働く。

Googleとしては電子書籍は、検索エンジンの餌、ストアへの広告、Androidの普及の踏み台にさえなればよい、と考えていると思う。そういう意味で、書籍から利益をあげるビジネスモデルのプレイヤーがどう戦うかは、非常に興味深いかなぁと。

電子書籍用のアイコン作ってみた

工業デザインのドローイングビデオ見てたら、3ヶ月ぶりぐらいにアイコン作りたくなった。
そろそろ電子書籍にも挑戦したいよなぁ、とか思いつつ電子書籍アプリで使える雛形をイラレで作ってみた。

とりあえずベストなパースを探しつつ、グリッドシステムとタイポグラフィの本に当て込んでみるテスト。
これぐらいの画像がiPadでヌルヌル動くと大分いい感じ♪

あとはテンプレをテクスチャ化して、FlashのPaperVisionでパースを制御するツールを作れば、どんな角度の書籍のアイコンも作れるようになるのだけど、そこまでする気力があるかどうかは多いに謎。

工業デザインスケッチのビデオ

JobsのFlash搭載しない声明について雑感

先日発表されたJobsのFlash搭載しない声明
この声明そのものは、単なるプロパガンダだから特に語ることはないかと。

AppleがFlashを拒否する理由はただ一点、「FlashPlayerがアップデートで奇襲的にAdobeStoreを開設した場合、Appleの囲い込みモデルは崩壊する。」これに尽きる。これはもう何年も前に答えがでてきたことなので、今更な話題。

議論すべきは、なぜスティーブ・ジョブスが、わざわざ公式発表をしたのか? あるいはせざるを得なかったのか?ということだと思う。ジョブスの発現の一字一句にキャッキャしたり怒るのではなく、いま現在、声明を出すことがAppleの利益になるか、あるいはこの声明を出さない場合Appleの不利益なるという状況がリアルタイムに進行中であり、ジョブスが直々に動かざるを得ない大きな政治的ポイントであるということ。

それが何か?を考えるのが筋かなぁと思うわけです。 例えば、Appleの中でも賛否が割れているとか、Appleの周辺パートナーからもなんかくすぶってるとか、古くからのMacFanの今回の賛同が少ないとか、わずかながら一枚岩に亀裂が入っているのかなぁと。 まぁ、ジョブスがFlashを音楽業界と同レベルの敵とみなしている可能性も、なきにしもあらずですが。