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読書日記 – iOS開発におけるパターンによるオートマティズム

「iOS開発におけるパターンによるオートマティズム」は、HMDTの木下さんによる、2/9日発売のiOS開発本。 超オススメ。
本来なら、僕がレビューするのもおこがましいですが、BNNさんから献本を頂いたので役者不足ながら。

実はこの本、タイトルに反して「デザインパターン」や「自動化」の話でない。ここがちょっとややこしい。この本では、スニペットとコーディングガイドラインを組み合わせたような、開発の作法のテンプレ化を「パターン」、そしてそのパターンに従いながら車輪の再発明を避けつつ効率よく組み上げて行くことを「オートマティズム」と呼んでいる。

ようは空手の型とか将棋の定石の、iPhoneアプリ版といっていい。

RSSリーダーの開発を例題にし、MVCの構成、Retainの考え方、DB制御、シングルトンの書き方。。。といったアプリ開発に必要な様々なものの設計、記述作法を扱い。パターンの考え方とその実用方法が論理的に、明解に語られている。初心者がサンプルコードやAppleのガイドラインだけでは把握できないUIKitの思想なども十分に学習できる。

この本は1冊目に買う本ではない。しかし2冊目、3冊目としては必須。言語としてのObjectiveCを習得したけど、具体的にアプリをどうやって作ればいいかわからない。。。そんな人なら安心してオススメできる一冊。

小技
本書のコードを学ぶにあたって、SnippetsというMacアプリをインストールすると便利かもしれない。Snippetsはコードスニペットを管理するアプリだ。本書で扱われる「パターン」をこれで管理すれば、簡単に検索してコピペできる。もちろん、今後自分で憶えたパターンも簡単に扱えるだろう。