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HUNTER x HUNTER でパリストンは何がしたかったのか?

はてぶ読んで思い出して、HUNTER x HUNTER の会長選挙編のコミックを読んで雑感。
本編で語られることはなかったけど、パリストンは結局なにがしたかんったんだろうなぁと。
以下ネタバレ含みつつ考えてみたメモ。

本編でみられるパリストンとジンの言動のかぎりでは、

1. 最終投票をハンター試験日までもつれ込ませる。
2. 主要ハンター不在のままハンター試験開始。
3. ゴルドーから輸送された5000匹のアリがハンター試験にエントリー。

まぁ、ここまでがコミックでほぼ直接的にほのめかされているところですが、
ここにハンター十か条改訂うんぬんの話が絡むと、かなり面白いことに。

其乃8 会長の座が空席となった時、会長代行権は副たる者に与えられる

其乃9 新たに加入する同胞を選抜する方法の決定権は会長にある

会長選挙が終了するまで、パリストンがハンター試験の内容を決められる。一方で大半のハンターは選挙会場に拘束される。

其乃2 ハンターの最低限の条件は念の習得である

ゴルドーから輸送された5000匹のアリは、ハンターとしての基本条件を満たす。
その上・・・

其乃4 ハンターたる者 同胞のハンターを標的にしてはいけない

ハンター協会は「ハンター資格を持つアリ」をハントすることができなくなり、

其乃3 一度ハンターの証(ライセンス)を得た者は如何なる事情があろうともそれを取り消されることはない

これにより、アリへの授与を取り消しできない。

そしてさらに・・・会長選挙が続行中であるということは

其乃8 ハンターの最高責任者たる者 最低限の信任がなければその資格を有することは出来ない。最低限とは全同胞の過半数である

会長選出には5000匹のアリの過半数の賛同が必要となる(人間のハンターは600余名しか
いない!)。

というかアリが会長に立候補した場合、現状のルールでは人間は100%負ける。
そしてとどめに、

其乃10 此処に無い事柄の一切は会長とその副たる者 参謀諸氏とでの閣議で決定する。副たる者と参謀諸氏を選出する権利は会長が持つ

より、副会長・参謀もすべてアリになる。
駆除されたはずのアリによる、ガード不能かつ合法的なハンター協会の乗っ取り。

食い止めるには、アリが会長になる前に十か条を改訂しなければならないが、その為には選挙を終わらせなければならない。

結局、パリストンがやりたかったのは、ルールを一切やぶらずにハンター協会をぶっ壊すことだったのかなと。


ネテロ会長が遺言で「達成難度 D」(比較的簡単)と指定したミッションを、十二支総動員でやらせつつ大失敗させるゲームが目的だったかと。

選挙編ラストでパリストンが言った「十条改正はおはやめに」の台詞を読みながら、そんなことを思いました。
とっとと休載おわって再開してほしいものです。