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スマホUI考(番々外編) 誰得の100徳ナイフを買ったというお話

久しぶりの更新。皆様は如何がお過ごしでしょうか? 僕は8月の休日が0日です。
あと左手から血が出てます。

ブログの皆さんが続きをお待ちであろうスマホUI考シリーズ、「顧客やユーザーの要望に全て対応すると、アプリは99%破綻する」と「なぜ機能追加をし続けるとアプリが破綻するのか?」の続編ですが、僕もなんとか続きを書きたいところ。ところが時間が確保できない

某展示会用案件と、某アプリと、某iPhone5S対策の準備の締め切りが三重の試練でヤバイ。

そんな中、現実逃避士気高揚にポチッってしまったのが伝説の100徳ナイフ。多くの人はコラだと思っていたようだけど、どっこい実在するナイフである。



スイス・アーミーナイフの本家ヴェンガー社。その同社の最高級モデル、ツール数80にして143機能を搭載した究極のアーミーナイフ。箱をあけたらギネス認定証がついてきた。

そもそもこのナイフ、元々プレゼンツールとして検討していた。クライアントミーティング時、常にこのナイフをドーンと置いておくことで、機能追加によるクソアプリ化の流れを防止できるのではないか?」と考えたのが発端。なんだかんだで「過剰な機能は最大のリスク」という基本事項、みんな最初は重要って言っててもすぐ忘れるのだもの。

機能美の象徴であるアーミーナイフが、拡張の果てにたどり着く場所・・・それを可視化させれば、強烈なプレッシャーになるのではないかと考えたのだ。まぁ安くない出費だけど、炎上案件を1つでも防げれば十分に元が取れるはず。

ところが、この構想はあっけなく崩れ去った。全ナイフ全開のまま梱包されてきたこのナイフ、撮影しようと持ち上げた瞬間に自分の手をザックリやっちまったのである。

驚異の1.3kg重量と、スイス最高ブランドの切れ味のコラボレーションは正に凶器であり、ちょっと持ち直そうとしただけでナチュラルにリストカットしかけた。あと数センチほどズレてたら密室殺人だった。これはミーティングで気軽に使えない・・・ちょっと油断をすると容赦なくに命を狙ってくる。うっかりコケただけでメッタ刺しの死体が生まれ、怨恨殺人の線で警察が動きそうなぐらいの危険度だ。

さすがは世界最高のスイスアーミーブランド、こんなネタナイフでも全ブレードがガチで研ぎすまされている。ヤバイ。

このように、機能を増やすことはとても危険なことなのである。機能追加はときとして血を呼び、最終的に破綻する・・・このことを皆しっかりと心に刻んでほしい。僕はザックリと体に刻みました。

このナイフにご興味がある方がある方や実物を見てみたい方は、お仕事の依頼や取材、ひやかし、勉強会などでお気軽にお声がけをば。途中で警察に捕まらなければ持参します。


これを読んだみなさん。あなたが欲しいのは3500円の10徳ナイフですか? それとも21万円の143徳ナイフですか?
ひょっとしたら5000円のナイフを42本買って、使い比べるのが最適解かもしれませんよ?










お値段21万円。勢いで買った、今は後悔してる。もはや退かぬ媚びぬ省みぬ。