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インスタ、展示、イベント用のPCセットアップと17のリスク回避

パリまでインスターレーションの設営いって、トラブル満載で死にかけてきた。しかしながら色々とノウハウが溜まったので、今後のこともふくめて作った忘備録。



最高のマシンを自前で用意しろ
美術館やイベント運営会社が提供してくれるPCやプロジェクタが、ベストマシンだとは信じるな。マシンありますからの、遅いマシンでしたコンボは泣ける。買い替えた1世代前のMacbookプロぐらいは、展示の生け贄にすべき。

スリープ設定の解除
展示中にスリープするのはとっても恥ずかしい。
アプリの自動スリープや、モニタの省エネモードを解除する。一番最初にやること。

通知等をオフにする
OSのアップデート、Dropbox、Lineといった、展示中に表示されたら恥ずかしい通知をオフにする。

スケジューラーによる再起動設定を行う
PCが真夜中に自動シャットダウン、早朝に自動起動できるよう設定する。
これによりメモリにゴミが溜まって展示物が不安定になるのを防ぐことができる。
また運営スタッフの日々の業務を簡略化できる。

展示コンテンツがクラッシュしたら自動でコンテンツを再実行させる
自分が不在時でも最低限のトラブル復旧が担保できる。

予備を用意する
センサーやPC、特殊なデバイスなど、主要機器に関してはかならず予備機を用意する。
1度限りのイベントであったり、設営が海外だった場合、代替機の有無が致命傷になりかねない。

リモートアクセスを設定する
自宅から遠隔でPCを操作できるようにする。
これを怠ると、トラブル修復のために飛行機に乗るはめに。

エラー出力コンソールを作る
wifi接続、ケーブル抜け、Bluetooth、IP Adress等々。トラブルにまつわる付随情報をまとめて表示できるコンソールを実装しておく。
設営時はPCが天井やボックスの中だったり、遠隔ログインでは会場の様子が見えなかったりと、情報量が減る。このため情報コンソールがあるだけで大分楽になる。

設定パネルを実装する
設営場所によっては、機材の位置関係や規模、照明などは不定となる。
色々なパラメーターを、アプリを起動しながら直接的に変更できるようにする。
ソースコードに記述すると、2箇所以上の設営や、太陽光で画像認識の変化があったら死ぬ。

設定XMLを実装する
接続先URLや、パラメータ等は出来る限りXMLで外だししておく。
再コンパイルしなくても、問題を解決できるようにしておく。
ソースコードに記述すると、2箇所以上で設営があった場合に死ぬ。

遠隔エラー通知を実装する
展示アプリのエラーログをDropboxフォルダに書き出したり、Private設定のTwitterに投稿するなど、エラーを遠隔通知してくれるようにしておこう。
IFTTTなどを利用すると、実装コードかかずに手軽にセットアップできて便利。

マニュアルを作る
簡易なトラブル時に美術館のスタッフ対応できるマニュアルを用意する。
トラブル時に挙動毎に、原因の推測や対処法などを細かく記したものが望ましい。
夜中や休日に電話で起こされることが回避できる。

PCを勝手に操作できないようにする
パスワードやパスコードかけたり、天井や箱の中にいれて、ユーザーに勝手に弄くられないようにする。
展示PCでブラウザ起動されてエロサイトとか、帰りの経路検索とかされると最悪だからな。

壁紙を消す
コンテンツのクラッシュ時に恥ずかしいことになるかもしれないので、壁紙は無くす。
万が一、展示会場でプロジェクタでアニメ絵の壁紙とか巨大に表示されたら自殺級だと思う。

ドックメニューを隠す
コンテンツのクラッシュ時に恥ずかしいことになるかもしれないので、ドックメニューは隠す。

チェックリストを作る
システムより信用できないのは人間。
手順、設定に抜けがないかのチェックリストを作り、可能ならば複数人でのダブルチェックを行う。案件を越えて使い回せるチェックリスト(これとか)のテンプレを作り、案件ごとにカスタマイズする。

冗長性をもうける
センサー2台使って、1台死んだ場合も精度半分で動くとか。あるいは「アプリの起動」「センサーの起動」「プロジェクタの最大化」を、どの順番で行っても正しく動くようにする・・・など、冗長化をすればするほど安心できる。タイトな環境だと、設営場所依存で即死する。

最後まであきらめない
諦めたらそこで死合終了ですよ。心がタフなチーム構成マジ大事。