‘読書日記’ カテゴリーのアーカイブ

読書日記 - スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン

2010 年 7 月 15 日 木曜日


スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン―人々を惹きつける18の法則

『聖帝ジョブズ』ことAppleのカリスマCEO、スティーブ・ジョブズのプレゼンテーションを分析し、体系化してまとめた本。

実は、この本は英語版をKindleで買って既に読了済だった。自分にとっては初めて専用端末で読んだ電子書籍本。

それを「この本が超オモロい!!」ってTwitterで叫んでいたら、日経BPさんが日本語版をくれました。いつもお世話になります。

現実歪曲空間(Reality Distortion Field)とまで揶揄され、狂信的なカリスマを発揮する、世界一プレゼン巧者スティーブ・ジョブズ。そのジョブズの過去のプレゼンを引き合いにだしながら、ジョブズのプレゼンで投入される手法を冷静に分析している。(ちなみにジョブズの歴代プレゼンはiTunesで手に入る

もし人生で一回以上、プレゼンなり講演なりをするならば、この本を読んで損することは絶対ないと断言できます。僕も練習して、現実歪曲空間を身につけるぞっと。

Twitterの衝撃

2009 年 11 月 9 日 月曜日

日経bpさんから、『Twitterの衝撃 140文字がビジネスからメディアまで変える』という本を頂きました。 Twitterの社会的、ビジネス的影響力を論じた本。林信行さんや津田さんなどを始め、様々な業界の方によるTwitter考をまとめた本です。

僕は執筆にはコミットしていませんが、第8章が 「仕事にTwitterを駆使するiPhoneアプリ開発者」 ということで、 一冊いただきました。

10ページぐらいのですが、僕が発起人となった @iphone_dev_jp によるiPhoneアプリ開発者の情報共有や 森さんと一緒に作った TiltShift Generator などが扱われています。多分、ソースの半分ぐらいが僕。

ざっと読んだ感想としては、Twitterを理解するに入門本としてはいい感じかと思います。 ただ一点だけ、ちょっとTwitterのダークサイドというか、リスク管理的な側面があまり扱われておらず、Twitter賛歌っぽくなっちゃってるのが気になるところ。

この内容を100%鵜呑みにして、自分でアカウント作らずに、広告プロモーションで行きなり導入とかいうのはちょっと危険かと思います。逆に読書後に、自分でアカウント作って試す、というスタイルならばとてもよい指針になるかと。

ちなみに iphone_dev_jpをクロールする、Twicco のボットが馬鹿になって、1日数回まとめて配信になってから、iPhone_dev_jp はちょっと使いにくくなって、パワーダウンしちゃいました。 ボットを引っ越そうか、自力でボットを作ろうかちょっと悩み中。誰かサーバーサイド書ける人、パパッとボット作れないでしょうか。

結局Kindleでお勧めの本ってなによ?

2009 年 10 月 23 日 金曜日

ついにインターナショナル版のKindleがリリースされ、ただの板として大活躍した旧版とあわせて、我が家のKindleが2台になりました。

さっそく英語の勉強に、ハリーポッターシリーズでも挑戦しようかと思ったら、Kindleで売ってない。。。 訳者が死んじゃって絶版してしまったWildCardシリーズもないし、予想通り日本語フォントも入ってない。いったい何を買えばいいんだろう。

とりあえず、 The Presentation Secrets of Steve Jobs という、「あなたもジョブズのプレゼン能力をみにつけましょう」的な本を購入して読んでる。この本はかなりおもろい。そしてAmazonのデバイスなのにジョブズの本。

あとはIDEOの「創造する会社!」の続編である、The Ten Faces of Innovation (要USアカウント)とか。 ほかにどんな本がお勧めでしょうか。 あったら教えてください。

Best iPhone Apps

2009 年 8 月 4 日 火曜日

米オライリーが出した、Best Iphone Appsという本を一冊いただいたのですが、とていい感じ。

この本はAppStoreに存在する5万超のアプリの中から、著者がセレクトした200個をピックアップして紹介する本。「ベストTwitterクライアント」、「ベスト地図アプリ」といった具合に、基本1ページ1アプリをフルカラーで紹介します。

日本で話題になっていない米国のアプリのトレンドを調べられ、それが何故評価されているのかをチェックできるという意味で、開発者&パブリッシャーは買って損はないかと。今この200個のアプリを順番に購入してテストしようか考え中。


ちなみにオンライン書籍版は45日間無料で読めますのでとりあえずお勧め。

読書日記 - ガンダム・ユニコーンが面白すぎる件

2009 年 7 月 26 日 日曜日

最近、電車の中で読み進んでいる小説版「機動戦士ガンダムUC」が超面白い。 今年読んだ娯楽小説の中では一番楽しめたといって過言ではないくらい。

「ガンダムUC(ユニコーン)」は、なぜか冨野ではなく「亡国のイージス」や「終戦のローレライ」の作者である福井 晴敏が執筆している長編小説(全9巻)。


舞台は宇宙世紀0096年の地球圏。 第二次ネオ・ジオン抗争(逆襲のシャア)から3年後、マフティ・ナビーユ・エリン動乱(閃光のハサウェイ)の9年前を舞台にした、ガンダム正史につらなる最新シリーズ。


宇宙世紀におけるアナハイム・エレクトロニクスの未曾有の繁栄。 その影には、彼ら母体ビスト財団の所持する「ラプラスの箱」があった。

地球連邦の存在を根底から破壊するといわれる最高機密「ラプラスの箱」。 宇宙世紀96年、4年後のジオン共和国自治権返上を目前に控えた世紀末、ビスト財団党首は「箱」のネオ・ジオンへの譲渡を強行しようとする。

連邦の秘密を揺るがす「箱」を巡る様々な思惑。 隠匿を試みる宇宙移民評議会。裏からの連邦支配を目論むアナハイム。シャアの再来と呼ばれる男の元、起死回生を狙うネオジオン残党。 「箱」を手に入れる鍵と呼ばれる謎のモビルスーツ、ユニコーンを巡りさまざまな勢力が政治、経済、軍事を駆使して壮絶な争奪戦を繰り広げる。 スキャンダル?超兵器? はたして「ラプラスの箱」とは何なのか? 鍵を託された少年と少女の物語の結末は!?

という感じ、


ミリタリー小説家である福井 晴敏によって、オリジナルのガンダム以上に政治や軍事の色が濃いいガンダムに仕上がっているのが特徴。 ネオジオン残党とのテロ掃討戦、経済活動としての戦争、自衛の軍隊しか持てなくなった敗戦国ジオン、イスラム圏vs白人社会・・・ ブッシュ以後の世界情勢と複雑にオーバーラップするネオジオン抗争終結後の地球圏を舞台に、24チックなノリで繰り広げられる新しいガンダムです。

そのうえ、この著者よっぽどのガンダム好きと思われ、マイナーなモビルスーツが出まくるのも見所。 プロト・ゼータ百式ヘッドや、ガンキャノン・ディテクター、スターク・ジェガンなど、よっぽどガンダム好きじゃなきゃ知らないようなMSが大活躍。スピード感溢れる戦闘シーンもよし。

戦争・大河小説と群像劇、ボーイミーツガールとビルディングロマン、まったく相反する要素が、独特のバランスでミックスされた本書は、冨野版とはまったく違うテイストながらも必見。 

AppStoreで顔の見えるユーザー相手に商売とかダメなのかな

2009 年 6 月 21 日 日曜日

前エントリが、比較的AppStoreの厳しい側面についてのエントリだったので、もうちょっとポジティブな考えも。

AppStoreを不特定多数のユーザーへの、アプリケーションの配信モデルと考えた場合、在庫や再生産のコストがない為に、最終的には値下げ競争になる話はした。 ただコレ自体「売り上げ - 確保したい利益 = 広告費」のモデルが「売り上げ- 確保したい利益 = 値下げ余力」に変化したのだと解釈すれば、今のところそんな極端な違いはないのかもしれない。

じゃあ、AppStoreで配信するアプリを、ある程度顔の見えるユーザーだけに配信するのはどうなのかな?と思うことがある。

個人開発者としては、別に地球全土と勝負しなくても、自分の作ったものに、千円払ってくれる人が一万人とか二万人いればなんとかなる。あるいは1万円払ってくれるユーザーが1000人、10万円払ってくれるユーザーが100人と考える方法もあるんじゃないかな、と思う。

Next Pocket Guiterを目指すのではなく、next メタセコイアや next Sai を目指すのがいいのかなぁと。AppStoreのバトルロイヤルなリスクを回避しつつ、配信と課金システムを活用できるのでありなんじゃないかなと。

スケールのデカイ話じゃないので、ベンチャー的には夢のないアプローチかもしれないけど、個人制作者の作家活動の場としての可能性は、まだまだ実験の余地も夢もあるんじゃないかと思う。

日本のwebが「残念」というか、そもそもはてなが「残念」だ

2009 年 6 月 2 日 火曜日

ITMedia: 日本のWebは「残念」 梅田望夫さんに聞く(前編) を読んで雑感。

「元」はてな好きな人間的には、日本のwebが「残念」よりも、最近のはてなのほうが「残念」な印象なんだけどなぁ・・・
なんか海外留学時代を思い出す既視感。 

「俺は日本で評価されないから海外に出るぜ!」とか、「英国でアーティストになりたい!」とか、熱い俺アート論とかかました人みたい。 それでいながら、4年後ぐらいしたら「いや日本人が海外で評価されるって難しいよね」とか「夢を持つのはいいけど現実は違うよ」とか語りだして、半分リタイヤしつつも正業につかづにバイト暮らしして酒場で若者に説教する人みたいな風景。

そもそも、はてなが日本で成功したのは、あくまでSBMにしろwiki的なオートリンクダイアリの仕組みにしろ、他所で流行した優れた概念をいち早くパクッって(輸入して)カスタマイズするタイムマシン商法のバランス感覚のはずだった。はてな自身には、自ら文脈やルールを創造できる力は一環してなかったし、基本ほかの誰かが作った優れた概念を、日本に紹介・普及させるエヴァンジェリストというのが、僕の理解だった。

状況が変わったのは皮肉にも「Web進化論」が出版されたあたりで、Webのトレンドが Google Maps や Youtube など、ちょっとやそっとじゃあ翻訳・輸入できないようなフェイズに到達しだした頃からだと思う。

この頃以降にはてなに入った人々は、(外から観測している分には)、「面白いことをしたい、面白いものを作りたい人たち」であって、「機能するサービスや、機能する文脈を作りたい」って人達ではなかった。(という風に外からは見えた)。 そんなこんなで、新概念の輸入もできなくなったし、かといって新しいものを0から作り上げることもできずに迷走していったのが、現在のはてなへの発端だと思う。

そもそも「こういうの面白いよね」、「うん楽しいよね」的な学園祭やバンド的なノリで、サービスを作って、それを海外に持っていってもヒットしないのは当たり前じゃないかと。

いい物作れば評価されるとか、日本のいいものをは世界に通じるとか幻想だもの。向こうで当てるには、まず新しい文脈作って、古い文脈を踏み潰して、向こうの人のテイストに改良して、カリフォルニア・タイガーロールみたいにしないと駄目だと思うんよ。 日本のいいものは世界に伝わるとか、それ異文化コミュニケーションじゃないよ! 自文化の押し付けだよ!! 異文化コミュは自文化と異文化の違いを受け入れることだよ。

「Web進化論」みたいな、宗教的なカリスマになったからには、衆民にご利益と実績を示し続けないと、宗教は機能しないと思うんよ。 煽ってムーブメントを作り出したからには、梅田さんなり、はてななりがそれを実践しないと、「あぁ、あの人の言っていたことは机上の空論だったのだなぁ」と、逆にみんなそれを諦めちゃうんじゃないかと。それが、「web進化論的なるものは日本では失敗する」っていう共通認識が、いまのwebのがっかり感の基盤なんじゃないかなと。

煽るだけ煽ってリタイアしながら、日本のwebが「残念」とか言われても、どうしろというのかと。



そもそもはてな自身がUSのWEBに進出できてない日本のWebじゃん。 世界進出失敗して、日本でもアメブロに負けたからって「日本は残念な環境」とか言われても・・・ はてな自身が、アカデミックや上流の人たちが高度な議論をする為土壌を作る能力も、それ以前に知を発掘するシステム作る気なかったじゃん。 率先してSBMとか衆愚系に走ってたじゃん。

自分達で時代をそっちに持ってく為の文脈もルールもシステムも作らずに、それで「残念」とかいう梅田さんとはてなが残念だよ。 結局のところ、「時代の変化はアメリカまかせ!でも日本は言葉と文化の壁があって流行りませんでした、あはは♪」みたいな結論はどうかと。大分がっかり。


web進化論で、ウチのサイトの「RSSを書くことの意味」とか「ブログを書くという行為がスキルアップにつながる話」とかを引用してくれた時は嬉しかったよ。自分はその頃の価値感はまだ機能すると思ってるよ。残念とか言う前に、昔の空気感を復活させてよ。自社でオリジナルサービス作れないから、任天堂のバックエンド担当とかやめようよ。

っていうか、はてなの目指した、三年間かけて達成した世界って、アカウント名の横に課金ユーザーマークが出ることかよ!?!?

とまぁ、昔はてなに期待してただけに、色々と雑感を感情の赴くままに徒然なるままに。
まだ、はてな村のモヒカンルールが有効なら、これぐらい言ってもいいよね。はてな村の、表現にオブラートをかけずにブッチャけるのを是とする文化なら、これぐらい言ってもいいよね。


<追記>otsume氏のコメント見て、適当な独自フレーズでモヒカンとか使ったのはアレだったと自戒したので最後の一行を修正。</追記>

手っ取り早くお金を貯める方法

2009 年 5 月 18 日 月曜日

最近実践してるけど、1日1冊、本を買って読書を趣味にするといいと思う。

本1冊読むのに2~4時間かかるとして、1年に365冊読める。 
ゲーム買わなくてすむし、出かけなくてすむし、映画見なくてすむ。
いろんな知識や教養をつめて、とってもお得だ。

そもそも1年間毎日文庫本をかっても 500円×365日 = 182500円。 PC1台買うよりやすい。
領収書でも経費で落ちるかも。

とってもお得じゃないでしょうか。 自分の経験からすると、すごい貯金できるよ。

読書日記 ユメ見るiPhone

2009 年 5 月 14 日 木曜日

ユメみるiPhone―クリエイターのためのiPhone SDKプログラミング

いつもお世話になってる、ワークスコーポレーションのO女史(.flaの編集だった方)から、徳井さんの「ユメみるiPhone」を献本いただいた。多謝です。

徳井さんといえば、CBCで「ソウゾウ的iPhoneアプリのすすめ」等の連載をされている人で、MAX/MSPとかDJとかメディアアートとか系の方です。

そういうわけでサンプルも、OpenALで音をならしたり、加速度センサやマルチタッチだったり、OSCでデバイス通信してみたりと、メディアアート、インタラクティブよりの事例のみで構成されています。

世にあるiPhone本の大半は、UIKitコンポーネント紹介してお茶を濁してて「俺はテキストフィールドだしたいんじゃねぇ!!グリグリ動かしたいんだよ!!」と叫びたくなるものが多いのですが、この本はもうちょっとFlash使い達のやりたいところを集中的に紹介してていい感じ。アプリアプリしたダサいアプリじゃなくて、お洒落なアプリ作りたいっすな人にはお勧め。

なぜか僕も巻末対談で登場させていただいてるのですが(それで献本もらった)、他のメンバーがあのポケットギターの笠谷さんや、Ages5&Up(デラウェア)の人だったりと、ビッグすぎてビビル。 気圧されないように空気読まないでガンガンしゃべってみましたが・・・

Flasherやprocessing野郎がiPhoneに手をだすならば、とっかかりとしてはかなりいい感じの本です。初心者はこれプラスiPhone SDK大全かiPhone CookBookと、ObjectiveCの荻原本のチーム編成がよいかと思われます。

ネットでものを生み出すということ

2009 年 4 月 3 日 金曜日

クスールの松村さんが「ネットでものを生み出すということ」という本をだされた。 ネットで面白いことをやってる人に突撃インタビューをかます本で、ウダーの人とか、GanguProjectガムテフォント動画のトリフォー、僕の心のロックスター家入さんと、豪華メンバーを相手にインタビューを繰り広げるらしいです。


まだ手元に入手できてないのですが、拙著のドットフラや、ゲイナー本等を担当されたO女史が編集者なので期待age。 spfの鎌田君や中村さんなんかの書いたピンク本あたりから、少しづつweb系ヤンチャしてる人にスポットが当たった本が増えてきて、時代の変化を感じます。

で、そのO女史から出版トークショーやるよーという情報をもらったので、ここにもコピペ。

JUNKU連続トークセッション
「技術とアイデアとそれ以外」
松村慎著『ネットでものを生み出すということ』刊行記念トークセッション


ウェブをはじめ“もの作り”に必要な、アイデアを具体的な形にするためのヒントがつまった『ネットでものを生み出すということ』が2009年4月に刊行されました!
この出版を記念し、著者/インタビュアである松村氏と本書でも取り上げているトリオフォーの山下氏・大谷氏、IAMAS Gangu
Projectの赤羽氏を迎え、何がネットで起こるブームのもとになるのか? 新しいもの作りのためのメソッドとは?
などなど、彼らの経験をもとに十二分に語ってもらいます。

トリオフォー/山下陽光・大谷浩之     × 松村慎
IAMAS/赤羽亨

2009年4月25日(土)19:00~
ジュンク堂書店 池袋本店4階喫茶
入場料1,000円(ドリンクつき)
http://www.junkudo.co.jp/newevent/talk-ikebukuro.html


『ネットでものを生み出すということ』
松村慎著 ワークスコーポレション 定価2,520円(税込)
ISBN 978-4-86267-056-4
●自作電子楽器「ウダー」、音と映像のシンクロ表現、プロトタイピングメソッドによる開発、ネットのブーム、ネットのサービスなどを取り上げ、それらの元になったアイデア、発想や技術的なポイントを紹介しています。


当日、僕は日本にいないのでいけませんが、よろしければ誰か僕の変わりに見てきて!!