Entries of 読書日記

2014年で読んだ面白かった電子書籍30冊

12月だし今年の面白かった電子書籍まとめ。今年は意思決定系の本が多いかな。デザイン、エンジニアリング、経営のどれでも転用できるよう知識のコストパフォーマンスを優先した結果だと思う。あとは貧困系のルポと、経済関係がちょっと多め。技術系はオライリー以外ほぼ読まなかったな・・・

賭けの考え方
世界チャンプギャンブラーの考えるギャンブル論。プロギャンブラーは1mmも博打をしてない。資産コントロールと自己の精神コントロール、確率の話しか入ってない。ギャンブルの本とみせかけて経営者にオススメ。

大富豪のお金の教え
大富豪が自分の子供達に、どのような教育をしているのか?のルポ。ウォーレンバフェットは子供達に平均以下のお小遣いしかあげてないなど。これはかなり面白い。子供がいる人にはオススメ。

デザインコンサルタントの仕事術
Frog Designのデザイン主導コンサルについて。如何に破壊的イノベーションをデザインするかというお話。デザイナーよりむしろ偉い人が読むべき本。

GeneMapperという電子書籍が、とても素晴らしい

電子書籍GeneMapperを読了。これは面白い!

この小説は3つの意味ですばらしい、1つは物語が面白いこと、そしてSFとして面白いこと、さらに電子書籍として素晴らしいこと、

SF小説ではあるけれど、この本には宇宙船もロボットもタイムマシンも出てこない。では何が面白いのか?というと未来のシミュレーションとしての面白さであり、スピード感だと思う。

Facebookの人が書いたSNS分析本、Groupedが面白い。

Grouped(邦題:ウェブはグループで進化する)という本が、なかなか面白かい。

著者は、マーケティング論の定説となっている「インフルエンサーによるバズ」は幻想にすぎないと切り捨てる。ソーシャルWEBは5〜10人の小規模グループが、いくつも重なることで形成されており、インフルエンサーの影響は思われているよりもずっと小さいと言う。実際にはソーシャルグループを繋げるのは無数の数多くの人々であり、如何に彼らの感情を喚起していくのかが重要なのだという。

ちなみに著者のポールアダムスは、サイクロン掃除機のダイソンでプロダクトデザインとUXをやった後、GooleでGoole+に参加し、現在はFacebookにいるというなかなか凄い経歴の人。本書はそんな著者が、ソーシャルウェブとは何か?というテーマについて書いた本だ。しかも執筆をGoogleからストップかけられ、Facebook移籍後に出版してた、いわくつきの本。

この本は「論文や研究を読む暇のないビジネスパーソンが、すぐにも行動できる知識を得る本」と位置づけられている。文章も平易でたった2時間ほどの時間でソーシャルにおけるユーザー行動を取り巻く現状が把握できるよう、関連分野の研究が数多くまとめあげて紹介され誰でも読み進むことができる。スタートアップに関わる人、広告キャンペーンに関わる人、あるいは普通のユーザーも、ソーシャルWEBとは何かを理解したい人には誰でも勧められる一冊。

正直、装丁は原著の装丁のほうがよかった!。せめて帯でもっとFacebookの人であることをフィーチャーしたり、本の内容を紹介すればいいのに・・・もったいない。

この本はもともとKindleで英語版を読んでいた。
Twitterで「この本は日経BPとかからでないかな」って呟いていたら、本当に日経BPが翻訳してたらしく一冊献本をいただきました。
ありがとうございます。

読書日記 – スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン


スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン―人々を惹きつける18の法則

『聖帝ジョブズ』ことAppleのカリスマCEO、スティーブ・ジョブズのプレゼンテーションを分析し、体系化してまとめた本。

実は、この本は英語版をKindleで買って既に読了済だった。自分にとっては初めて専用端末で読んだ電子書籍本。

それを「この本が超オモロい!!」ってTwitterで叫んでいたら、日経BPさんが日本語版をくれました。いつもお世話になります。

現実歪曲空間(Reality Distortion Field)とまで揶揄され、狂信的なカリスマを発揮する、世界一プレゼン巧者スティーブ・ジョブズ。そのジョブズの過去のプレゼンを引き合いにだしながら、ジョブズのプレゼンで投入される手法を冷静に分析している。(ちなみにジョブズの歴代プレゼンはiTunesで手に入る

もし人生で一回以上、プレゼンなり講演なりをするならば、この本を読んで損することは絶対ないと断言できます。僕も練習して、現実歪曲空間を身につけるぞっと。

結局Kindleでお勧めの本ってなによ?

ついにインターナショナル版のKindleがリリースされ、ただの板として大活躍した旧版とあわせて、我が家のKindleが2台になりました。

さっそく英語の勉強に、ハリーポッターシリーズでも挑戦しようかと思ったら、Kindleで売ってない。。。 訳者が死んじゃって絶版してしまったWildCardシリーズもないし、予想通り日本語フォントも入ってない。いったい何を買えばいいんだろう。

とりあえず、 The Presentation Secrets of Steve Jobs という、「あなたもジョブズのプレゼン能力をみにつけましょう」的な本を購入して読んでる。この本はかなりおもろい。そしてAmazonのデバイスなのにジョブズの本。

あとはIDEOの「創造する会社!」の続編である、The Ten Faces of Innovation (要USアカウント)とか。 ほかにどんな本がお勧めでしょうか。 あったら教えてください。

AppStoreで顔の見えるユーザー相手に商売とかダメなのかな

前エントリが、比較的AppStoreの厳しい側面についてのエントリだったので、もうちょっとポジティブな考えも。

AppStoreを不特定多数のユーザーへの、アプリケーションの配信モデルと考えた場合、在庫や再生産のコストがない為に、最終的には値下げ競争になる話はした。 ただコレ自体「売り上げ – 確保したい利益 = 広告費」のモデルが「売り上げ- 確保したい利益 = 値下げ余力」に変化したのだと解釈すれば、今のところそんな極端な違いはないのかもしれない。

じゃあ、AppStoreで配信するアプリを、ある程度顔の見えるユーザーだけに配信するのはどうなのかな?と思うことがある。

個人開発者としては、別に地球全土と勝負しなくても、自分の作ったものに、千円払ってくれる人が一万人とか二万人いればなんとかなる。あるいは1万円払ってくれるユーザーが1000人、10万円払ってくれるユーザーが100人と考える方法もあるんじゃないかな、と思う。

Next Pocket Guiterを目指すのではなく、next メタセコイアや next Sai を目指すのがいいのかなぁと。AppStoreのバトルロイヤルなリスクを回避しつつ、配信と課金システムを活用できるのでありなんじゃないかなと。

スケールのデカイ話じゃないので、ベンチャー的には夢のないアプローチかもしれないけど、個人制作者の作家活動の場としての可能性は、まだまだ実験の余地も夢もあるんじゃないかと思う。

手っ取り早くお金を貯める方法

最近実践してるけど、1日1冊、本を買って読書を趣味にするといいと思う。

本1冊読むのに2~4時間かかるとして、1年に365冊読める。 
ゲーム買わなくてすむし、出かけなくてすむし、映画見なくてすむ。
いろんな知識や教養をつめて、とってもお得だ。

そもそも1年間毎日文庫本をかっても 500円×365日 = 182500円。 PC1台買うよりやすい。
領収書でも経費で落ちるかも。

とってもお得じゃないでしょうか。 自分の経験からすると、すごい貯金できるよ。

The iPhone™ Developer’s Cookbookが先走りすぎてる件

NDA規制の為発売がずっと延期中だったThe iPhone Developer’s Cookbookが、オライリーのオンライン購読サービスでもう購入できるし読める件。来年発売予定のはずなのにな!!

戦争広告代理店 – 情報操作とボスニア紛争

戦争広告代理店 – 情報操作とボスニア紛争
最近読んだ中ではピカ一に面白かった本。ノンフィクションのドキュメンタリ。ボスニア紛争の裏で暗躍したアメリカのPR企業、世論操作のプロフェッショナル達の情報戦の物語。

バルカン半島でのモスリム人とセルビア人の内戦は世界中から見捨てられいた。ボスニアの外務大臣シライジッチは、ユーゴスラビアの脅威にさらされる自国の窮状をアメリカに訴えるも、国益にならない戦争にアメリカは動かない。進退窮まったシライジッチは、世論を動かす為にアメリカのPR企業と契約を結ぶ。「民族浄化」という言葉を発掘し、単なる民族間の内戦を「セルビア人によるモスリム人虐殺」という絵に描きかえるPR企業の情報戦略。ホロコーストを彷彿させるそのイメージは、メディアをユダヤ人社会を、政治家達を翻弄し、ついには世論を動かしホワイトハウスを国連を、世界中を巻き込みんでいく。

ユーゴスラビアの首相に任命されたぺニッチは、一方的に貼られた巨悪の汚名を返上し、ボスニア陣営のPR戦略に対抗すべく、起死回生狙いで自身もアメリカのPR企業と契約を結ぼうとするが…

読書日記 アヴェンジャー

アヴェンジャー (上)

いわずとしれたアメリカの軍事サスペンス作家、フレデリック・フォーサイス。
甘いもんばっか食ったので、口直しが欲しくて購入。

ベトナム戦争から9/11までのなんとかって話だったけど、ハリウッド映画化を前提にしすぎなシナリオに絶望した!いや個々のエピソードなんかはカッコイイし面白いからガリガリ読めるんだけどね。ほんとに娯楽小説すぎた感じ。

むしろフォーサイス読んでたら、スティーブン・ハンターの「極大射程」とかまた読みたくなっちまった。こちらはスナイパー・サスペンスという変わりどころ。