‘長文’ カテゴリーのアーカイブ
みんながパソコンから逃げ出してる
2008 年 1 月 29 日 火曜日3年前ブログに、「アップルの本質は「あちら側」ではないのか?」というエントリを書いた。
簡単に要約すると、アップル、グーグルといったプレイヤーの主戦場は、単にネットのあちら側を争奪する戦いよりも大きなフレームで戦っているのではなか。そしてそのフレームとは、PCすら介さない「あちら側に繋がる直通経路」の争奪戦なのではないか?という内容だった。
ミクロなレベルでの予想は色々と外れているけど、今みてもマクロなフレームでの予想は当時考えた通りの展開になっていると思う。
世界大恐慌とか雑感
2008 年 1 月 26 日 土曜日なんかまだ実感ないけど、いま世界恐慌が起きるか否かの瀬戸際らしいっすね。
サブプライム問題
モノライン問題 ←もうすぐココ
北京オピンピック大失敗
中国バブル崩壊
万が一、モノラインや中華バブルも連鎖的に発生すると、世界経済終了のお知らせになりそうな予感。別に世界経済終了はどうでもいいんですが、それがインターネッツ業界にどう影響するかが心配。
豊かさとは何か?
2007 年 12 月 18 日 火曜日うみねこのなく頃に、をちょっくら考察してみた
2007 年 12 月 4 日 火曜日車輪を再発明するって本当はすごくね?
2007 年 11 月 5 日 月曜日自分に対するポリシーにすぎないけど、デコンパイラを使ったら負けかなと思ってる。
Flashコンテンツでスゴイ動きや処理に出会っても、それをデコンパイルしてどうやってるか中身を見ることにどうも抵抗感を感じてしまう。
確かに他人が開発ノウハウをリバースコンパイルで覗くというのは、戦略レベルでみれば非常に効率のよい学習方法ではある。
でも戦術レベルで見た場合、それは自分では実装することができない、あるいは現実的な時間・コストで実装可能にするアイデアを思いつく能力がないということを、自ら証明することに他ならない。
自分的にはこれすなわち敗北。
単に職業コーダーとして生きる分には、ぶっちゃけイノベーションなんて必要ない。定番パターンを幅広くコピーして実装できる能力があればいい。リバコンはその為にはやらない方が馬鹿ってぐらい便利な学習手法だと思う。
でもこのやり方は、自分で0から概念を構築する能力を著しく削り取るような気がする。もし見たことないモノ、やったことないことにを切り開こうとするならば、どんなモノでも0から自力で思いつける能力ってのは重要なんじゃないかなと。
よく「車輪を再発明する」ってのは無駄の代名詞として使われるけれど、自力で車輪を発明できる能力ってのは本当はとても価値があることだと思う。
ニコニコ・ようつべとJASRACの契約ってJASRAC不利じゃね
2007 年 10 月 31 日 水曜日ニコニコ動画とYouTube、JASRACに著作権料支払いへ
これは幾つかの条件を満たせば、ニコニコとYouTubeが圧倒的な勝利状態になるんじゃないかな??
まだ契約内容がしっかりしないとわからないけど、もしこの著作権料でユーザーが自由に楽曲を使えるという話になるとスゴイことになると思う(多分、カバーOKというあたりに落ち着くだろうけど)。
■この契約はJASRACが不利じゃないか?
正直現在のJASRACの料金モデルってのは、膨大なデータベースと検索エンジンと配信システムを持ってる奴らが無料で音楽を垂れ流したらどうなるのか?ってのをあまり考慮できてないシステムなきがするですよ。
例えば、邦楽全曲うpされて好きな曲集めてプレイリスト作って延々と垂れ流すことできるぜ!!とかやられて、それは収入の2%やら2.8%やらで見合うのだろうか?<追記>これは隣接権にかかわるか</追記>。あるいはニコニコ職人が、毎週のようにオリコンヒッチャート上位曲を、アーティスト本人より上手く歌う遊びとか、「○○のアルバム全曲カバーしてみた」みたいな遊びが流行ったときにどうなるのかとか。
通常のCDを1枚売って3000円とは異なり、ニコニコのモデルは1コンテンツを数千人に垂れ流してやっと1枚アフィリエイトで50円、見放題で月額500円みたいな、コンテンツを究極的に薄利多売するモデルになってる。 ニコニコの正式な総合の売り上げしらないけどアフィで仮に年4億いっても、2%で800万円ぐらいだべ。どんなに好意的に見ても、会員費や広告含めてJASRACの取り分て総額2000万いかないんじゃないかな?
その上ドワンゴの商品はニコニコにアフィリエイトでリンクしてる扱いにできれば、ドワンゴの正規の収入の5%がアフィとして、ニコニコの売り上げになってその5%がJASRACに流れるからされに減らせそう(この文脈でそんなショボイ稼ぎはしないと思うけど)。
結構条件しだいでは使われる量にくらべて、全然お金はいらずJASRACと音楽業界は足元をすくわれることになりそう。
■ユーザー側の懸念点
あと個人的にちょっと心配なのは、ニコニコとようつべがクリエイターにとってのコピーライト・ヘイブンとして、コンテンツの囲い込みすぎてしまうのではないかということ。
ニコニコでJASRAC曲使った作品を発表するということは、そのままその作品をニコニコの外では流通させることが極端に難しくなるということになる。例えば自分の作ったモノなのに個人サイトに乗せられないとか、配布できないとか。
結果としてブログやホムペは作品発表の場として衰退するし、作品はニコニコやようつべに集中する。そうすれば作られる作品のタイプも、ニコニコやようつべのユーザーの好みに特化した方向に進化する。つまり、ものづくりから多様性が失われる危険が出てくる。
まぁ、ここら辺は最終的には不可避な流れとしてしょうがないとは思うのだけど、発表の場が一極集中しすぎるのはリスクコントロール的にちょっといやかなと。ニコニコは好きだけど多様性はもっと好き。
なんにしろ、もうしばらくウォッチが欠かせなくなりそう。
そんな雑感。思いつくままに適当に書いた。
とりあえず、俺お金に詳しくないので、突っ込みどころ色々あると思うので、もっとちゃんとお金計算できる人おしえてくだちい。
教科書にのらないSEO
2007 年 10 月 21 日 日曜日比較的カジュアルな雑感だった「SEOとかXHTML準拠とかって宗教なんじゃないの?」に、f-shinさんからちょっとまじめなトラバを頂いたので、僕のほうもまじめなレスを。
コメントが書けないのは、スパム攻勢でhetemlさんにcoment.cgiを止められちゃったからです。申し訳ないです。
■SEO != ページランク
ご指摘の通り、SEO = ページランクというのは正しくないと思います。あくまでページランクは総合的なスコアを予測するための目安にすぎないと思います。amaznodeもfladdictトップもページランクでは上位ですが、検索上位ではありません。
ただ、これはページランクに意味がないというよりは、amaznodeもfladdictもランク8ですが、検索上位に出すための工夫をほどこしていない為に上にでないのだと思います。 Flash入ってないからインストールしろ程度の文言しかテキストありませんし。
自分としてはページランクというのは「キーワードのオプティマイズを行った場合に、ほぼ高確率で上位表示を可能なサイトであるという指針」だと認識してます。
僕の経験から言うとランク6以上のサイトは
・H1とTitleにまじめにキーワードを仕込む。
・該当ページがはてブ(100件以上)か2chで話題になる。
この2点の条件を満たせば、新聞社やC-NETクラスで話題になるワードや、一般的な名詞を除外すれば1ページ目は高確率で確定するレベルと判断できます。「地主制度」、「as3」「はてぶ衆愚」「mixi 追跡」
voo-doo-dollsと萌え
2007 年 9 月 30 日 日曜日比較的鳴かず飛ばずで、もうなんか悲しくなってきたvoo-doo-dolls。
voo-doo-dolls.comをラウンチしたとき、fladdictは萌え方面に進出すの!?というような疑問を持つ人が多くて面白かったのでその辺の雑感。
結論からいうと予想外にvoo-doo-dollsはかなり積極的なアンチ萌えコンテンツでした。
もともと、voo-doo-dollはキモサンタから始まった、Flashによるキャラクターエンジンの集大成として作られました。
で開発当初に友達数人で行われたvoo-doo-dolls企画会議で、全開一致の意見として「voo-doo-dollsのキャラクターデザインは萌えよりも女子高生や小学生にウケるものにすべきだ」、というのがありました。
一応萌えコンテンツの作成にも使えるけど、本家はあくまで萌えコンテンツには行かないというコンセプト。
つまり、女子高生とか萌えをキモイと思うような層からカワイイと思われつつ、萌えコンテンツ系のユーザーからもアリと思える微妙なラインを探るというのがキャラデザのテーマだったりしました。
でキャラデザの課題は「萌えキャラクターから性的なコードを削除していくと、どのようなモノがのこるのか?」という模索に。なんつーか美大生の課題チックなノリです。
第一世代のはてなちゃん、第二世代の魔理沙とアリス、未公開の第三世代とバージョンアップするにつれて、ここら辺の実験は先鋭化してきて、以下のようなガイドラインが生まれていった感じ。
・ボディ素体は女性ボディを幼女化させるのではなく完全中性ベース(第一世代)。
・性的アピールとなる瞳や唇の光沢表現の禁止(第一世代)。
・人間としての表情を消す為に白目を削除(第一世代)。
・プニプニした幼児的な肉感の禁止(第二世代)。
・肉の質感を消す為の、エッジの利いたポリゴン的表現を採用(第二世代)。
・性的示唆を与えるグロスを消す為に、全身にプラスチック・メタル系の光沢表現の追加(第三世代)
最終的に、萌えのエキスパートな友人に見せて、全開一致で「カワイイけど萌えじゃない」とか「カワイイけど萌えオタに受けるには媚が足りない」とかいうコメントをゲット。同じガイドラインの動物系キャラも女性陣にウケがよかったので、キャラコンセプト的にはそこそこ成功なのかなと。
voo-doo-dolls自体は大失敗でしたが・・・
そんな感じ。ここら辺のリサーチで無意味に萌えに詳しくなりました。
AdobeのオンラインPhotoshopの狙うもの
2007 年 3 月 1 日 木曜日CNet: アドビ、「Photoshop」をウェブアプリ化へ–無償版として提供予定
なんか騒がれている文脈が微妙に間違っているような気がする・・・
思うに「単にAdobeが流行のWebアプリケーションに進出した」という見方をするべきではないのではないか。
数年前からのMacromediaの買収、一覧のFlashのオープンソース化、Apollo計画、Eclipseへの参入、JSフレームワークの公開、Mozillaへのソース寄贈などの全ての動きを踏まえて、包括的に見るもんじゃないかなと。
おそらくこのオンラインフォトショップは、Apollo普及の布石であって、Flex2というよりはApolloで実装される可能性が高い(あるいは将来的にそうなる)のではないだろうか?
ちなみにApolloいうのは、アドビが発表した次世代プラットフォーム構想のこと。
日本ではショックマシーン2号的な認識でスルーされていて、不憫な感のするアドビの新プラットフォームApllo。ただ実際にはこれはランチャーというよりも、PDF, Js, Flash, HTMLを統合したウィジェットとブラウザの融合した、完全クロスプラットフォームの新しいアプリケーションレイヤーだと思う(この完全オンラインでないという点でPicasa的という表現だったのではないか?)。
このApollo配布の起爆剤として、アドビはフォトショップ無料版をApollo用のアプリとして配布するのではないだろうか? つまりオンラインのPhotoshopは、Apolloのお披露目であり、Apolloを使えばこれだけのオンラインアプリが開発できる!というデモンストレーションではないのかと。Apolloが年内という次期上、初期版は通常のウェブアプリかもしれないが、早期の段階でApolloへとプラットフォームを移行するのではないか?
というか俺がAdobeの偉い人だったら絶対そうする。
ApolloがFlashPlayer並に普及をした場合、プラットフォームベンダーであるアドビが最初から物凄いApolloアプリ開発ノウハウを行使して、怒涛のサービス発表していったばあい、ひょっとするとひょっとして色々下克上な展開が起こりえるのかもしれない。