Entries of 情報デザイン

プロジェクト炎上を防ぐ魔法のアイテム、100徳ナイフを買ったお話2

こんにちは、日本で唯一の100徳ナイフコレクター(推定)兼、UIデザインとかしてる fladdictです。 先日、会社の機材として新しい100徳ナイフを購入しました。


via mantiquesmodern

ゾーリンゲンのナイフマイスター、P.LANGが自ら研ぎあげた、最高級の一品です。重量950g、お値段なんと120万円。今年のお小遣いが全部すっ飛びました。

人を強制的に幸せにするデザインとインターフェース

最近よく考えることに、人間を強制的に幸福にするユーザーインターフェースは作れないか、という着想がある。100万ユーザー級のアプリのUI改善に何本か関わった結論として、単に使いやすいインターフェースや、KPIアゲアゲの設計とかに飽きた。

むしろ統計、認知心理学、脳科学、行動経済学などをフル活用して、デザインで強制的に幸せを生産できないだろうかと考える。

UI考 – ざっと見る、じっと見る

英文の速読術には、スキミング・スキャニングと呼ばれる技法がある。

スキミングとは「ざっと一覧して、全体を把握する」こと。各章のタイトルや、パラグラフの一文目、最終のまとめなど、要所要所だけをかいつまんでいく読み方だ。

一方、スキャニングは「特定の部分を熟読する」こと。こちらは一転して、一単語ずつ精査していく読み方である。

まず最初に全体をざっと見て(スキミング)、自分に必要な内容があるかをチェックする。その後に、必要な部分だけを選別してじっと見て(スキャニング)いく。英文速読では、この2つの読み方をペアにして扱う。つまり速読術とは全文を素早く読むことではない。細部を無視して、要点だけを拾い上げていく技法なのである。

よくわかるマテリアルデザインの設計コンセプト

iPhoneとAndroidではiPhoneのほうが良くできているが、iOSのフラットデザインとAndroidのマテリアルデザインでは後者の設計が優れている。マテリアルデザインは、デザインとエンジニアリングが高いレベルで融合していて、ロジカルで非常に美しい。

以下、自分の理解をまとめたメモ。

UI考(番外編) AppleWatchについて、あまり語られてない視点

AppleWatchの発売まであと10日。「Apple Watch誰もつかわねーよ!」「いやiPhoneのときもみんなそういってたじゃん」という論争される今日この頃。

色々な立ち位置から多用な意見が展開されているが、いくつか大きなことが見落とされてると思う。特にスマホのUIUX系文脈で、一目瞭然性(グランサビリティ)とかワンタップといった、Appleのガイドラインをコピペしてるだけの人が多い印象。個人的に、もう少し気になっていることについてメモ。

Googleはどうやってサービスを生み出すのか? – 2時間でサービスを生むデザインスプリント

<追記>オリジナルのデザインスプリント文献翻訳はじめました</追記>
THE GUILDのメンバーで、Google主催のプロトタイピングのワークショップ「デザインスプリント」に参加してくるなど。ご招待いただき多謝でございます。

デザインスプリントとは?
デザインスプリントはグーグルによるデザイン教育メソッドとそのワークショップ。数時間から数日で一気に籠って、商品のコンセプトデザインやプロトタピングを仕上げてしまう高速なデザイン手法です。Googleのベンチャー機関Google Venturesがよく、投資先に行っているものです。

導入事例としては、最近に日本にも上陸したブルーボトルコーヒーのサイトブランディングで行われたのが有名でしょうか。GoogleX内部でも頻繁に行われているようです。本来は5日間でやるこのデザインスプリント、今回は入門編ということで圧縮して2時間で1つの企画を考えます。本日のテーマはAndroid Wearアプリのプロト企画。

ウェアラブルでこそAndroidは真価を発揮する

Googleがウェアラブル向けのAndroidを発表

よさげな予感。そろそろ弊社もAndroidに手を出してもいいかもしれない。

ファッション業界と密結合せざるを得ないウェアラブルは、一見Appleの独壇場に思える。ところが自分は、逆にウェアラブルこそAndroidが有利だと考えている。なぜならば、ファッションでは、多様性こそが最も重要な価値だからだ。

デザイナがエンジニアリング(プログラム)を学ぶコツ

最近、色々な方と「表現とエンジニアリングの融合」について、お話を伺ったりしたことからのまとめ。

なぜ表現者はテクノロジーを学習するのが苦手か
表現とエンジニアリングができるハイブリッドな製作者は、理系あるいはエンジニア出身の人間が多い。逆にアーティストや(グラフィック)デザイナーのバックグラウンドから、ハイブリッド型へと移行する人は相対的に少ない。

基本的には、エンジニアのほうが「系統立てて学習する」という点で、ノウハウと教育がある。いわゆる「美的センス」といわれるようなモノであっても、いちどロジック化して自分なりに消化さえできてしまえば、エンジニアは表現やデザインもエンジニアリングの一貫として学習することができる。(逆に、スキルをブレイクダウンして学習するぶん、「作れるけど作りたいものがない」になりがちではある。)

FacebookのニュースアプリPaperのUIと、その背後に見える戦略について

Introducing Paper from Facebook on Vimeo.

FacebookがリリースしたニュースアプリPaper、さっそくダウンロードして触ってみた。

使ってみた第一印象は、「意欲的な実験作だが、まだ実用品ではない」といった感じだ。

外見や手触りが注目されるPaperだが、しかし僕自身が一番注目しているのは右上のナビゲーションだ。Paperの右上は、「人」「会話」「通知」
というFacebookの基幹アプリとまったく同じ構成なのである。そしてFacebookの同機能にアクセスする。つまり、Paperはニュースアプリの形をしているが、本質的にはFacebookクライアントなのだ。

これは。何を意味するのか・・・ つまりFacebookは今後、様々なコンセプトのFacebookクライアントを複数リリースするということだ。

スマホUI考(番外編) UIやUXを劇的に改善する、『ビッグオー駆動型開発』とは

いま『ビッグオー駆動型開発』とよばれる開発手法が、業界の一部で注目を集めている。

その理由は非常にシンプルだ。『ビッグオー』は非常に安価で簡単な手法でありながら、従来の開発手法に比べ劇的にUIやUXを改善できるためである。

製品コンセプトのような上流から、ボタンのレイアウトといった下流工程、さらにはグロースハックやプロモといったリリース後のフェイズまで一つの手法でユーザビリティを評価できる。この汎用性がビッグオー駆動開発の大きな特徴であり、導入時の利点となる。

今回はこのビッグオー、の概要と具体的なやり方について論じたい。TwitterのUI拡張予言以来、久しぶりのUI系エントリである。