‘情報デザイン’ カテゴリーのアーカイブ

多分こうすれば、Kinectの表情認識っぽいの作れる

2011 年 1 月 7 日 金曜日

Cesで発表された、Kinectによる表情認識のアバター技術。これ面白いなぁと思いつつ、ちょっと工夫すれば以外と普通のテクノロジーでいけるんじゃないかと。

いま時間がないので、自分で実装できないけどロジックのメモ。これを読んだ誰かに託します。そしてトラックバックをしてくださいwww

Step1: OpenCVで顔を認識する
とりあえずは定番のOpenCVで顔の矩形を認識します。
ここまでは普通普通。

Step2: 口を認識する
で、認識した顔の矩形ビットマップの下半分を切り出して、それをソースに、口をOpenCVで認識します。
定義XMLは本家CVにあるので問題無し。下半分を切り出すことで、目や眉毛を口と認識する問題を回避します。顔をソースに再帰することで、目と口が同じ顔に属することを保証します。

普通の人間は、顔の下50%に口がついていると思うので、口がおでこにある人を認識できなくてもいいんじゃないかと。

Step3: 口の表情を求める
Step2で、口の矩形データが取得できました。でですね、この矩形の幅と高さの比率から、口の表情を求められるのではないかと。ディフォルトよりWが広くなったらば、スマイルですし、Hが高くなったらば口をあけています。こいつをマッピングしてやればいいのではないかというわけです。
暇があれば、閉じた口、開いた口、引き延ばした口で、それぞれOpenCVの定義ファイルを用意してやればいいと思いますが、それはさすがにメンドウなのでWとHの比率だけでいいかと。

Step4: 目か眉毛を認識する
次は、顔矩形の上70%ぐらいのビットマップをソースに、目か眉毛を認識します。目のほうが楽かな。

画面上半分を更に目の検出をします。 2個検出されたら左にあるのが左目、右にあるのが右目です。口は除外されているのでご検知はされない。。。と。で、目の上にある塊が眉毛として認識。

成人の人間の顔は、骨格的にだいたい顔面の上下中心に目があります。左右でいうと中心線を基準に1/3ぐらい。プログラマがそういった比率をしったうえでCVのプログラムをそこだけに奔らせれば、認識精度は大幅にあがります。

で目の表情も、目と眉毛の距離関係からとれるんじゃないかと。 余裕があれば眉毛の矩形の比率やらから、眉毛が起きてるか寝てるかをとればよいということで。

で、あとは認識した顔をベースに、絵をマッピングしてやる。顔の認識に失敗した場合は、最後に顔が認識されたときのデータを引き続き採用すればいい。 顔のパーツの位置や角度は、移動平均を用いてまるめてやれば認識のガクガクしたノイズも削れる。

メンドクさそうではあるけど、既存の技術で全部できそうだし、テクニカルな壁はいっさいなさそうじゃないでしょうか?どうなんでしょ? 僕の処理は顔が正面を向いていることを前提としていますが、目2個距離と口の位置関係から、顔がある程度横を向いたのも検出できると思う。

お暇なプログラマがいたら、是非ためしてみてくださいまし。

Facebookに公式ページを作った。FBを研究してみる

2010 年 11 月 9 日 火曜日





最近は猫も杓子もソーシャル、ソーシャルで、ちょっとどうなるのかなぁ?と思いつつも、やっぱり無視するのはちょい怖い・・・ そんな今日この頃、みなさま如何お過ごしでしょうか?

自分で人柱になってみなければ、新しいモノのよいも悪いもわからない。というわけで自分のアプリのFacebook公式サポートページを作ってみました。Likeボタンを押せば参加できます。前からgroupは持っていましたが、Pageを作り直してみた。

とりあえず海外向けのプレス情報等はここに集約してみて、どのような効果があるのかを試してみようかと思います。必要であれば専用のFacebookアプリも作りますとも頑張ります。

どうも国内ではFacebookマーケを真面目にやっている層がいない、あるいはいても情報の開示に積極的でない雰囲気があるので、身を以て切り開いてノウハウを共有できればと重います。マーケットが狭いうちに情報を囲い込んでもあんまり意味ないし、だったらマーケットがデカくなる部分に積極的にコミットして、エースプレイヤーになるほうが楽しいよね。。。と思う。というか自分の人生、その戦略しか知らないし。

とりあえず Art & Mobile のサイトとFBを密結合させてみたり、$300ほど広告を出稿してみたり、告知ツールやページ内ストア、ページ内懸賞ツールなどを幾つか導入して、実験開始。新アプリとかの告知をここから統合的にできるといいなぁと。

もしAppleがATMを作ったら

2010 年 9 月 16 日 木曜日

もしAppleがATMを作ったらこんなものが!というコンセプトビデオを、IDEOが作成。
とりあえず結果がみたい人は1:40秒から閲覧を。


別にIDEOはAppleを目指してないと思うし、タイトルはビデオ投稿者の命名ですが。。。

とりあえずお金の出方が素敵。

TwitterがTweetボタンをリリース

2010 年 8 月 13 日 金曜日

Twitterボタンが公式にリリース

スニペットコードを貼るだけで、Tweetボタンがつく模様。 ただいまリアルタイムで色々実験中。



特徴
・ボタンは3種類のスキンから選択できる。
・Tweet後にオススメのフォロワーを2人まで表示できる。
・ツイート文は、エントリのタイトルか、カスタマイズ文かで選択可能。
・リンク先URLもエントリか、任意のURLで選択可能。

FacebookのI like thisに近い感じか。 設置側のメリットとしては拡散性はもとより、Tweetしたユーザーの反応をを一元的に把握できるのがいい感じ。

カスタムURLをBlogテンプレと組み合わせると、トップページのような使い方も可能。過去のエントリも遡って計測してくれる為、効果測定ツールとして協力なパワーを発揮してくれそうです。

使いこなせれば強力な反面、「大本営発表したのにガン無視されてるのが可視化される」とか、「Tweetしてる人がみんなサクラなのばバレる」とか「自称アルファブロガーは自称でした」等々、色々と新しい社会問題がでそうな予感。

工業デザインスケッチのビデオ

2010 年 5 月 5 日 水曜日

IDSKETCHING.COM: Printer Sketch from Industrial Design Sketching on Vimeo.

プリンタ

IDSKETCHING.COM: Transparent Cube from Industrial Design Sketching on Vimeo.

半透明素材

IDSKETCHING.COM: Shadows from Industrial Design Sketching on Vimeo.

Video Tutorial: Quick Thumbnailing from Industrial Design Sketching on Vimeo.

サムネール

DSi LL は高齢者市場を狙ったプロダクトではないか?

2009 年 10 月 29 日 木曜日

突如発表された、4.2型の巨大Nintendo Dsi。 実はこれ、高齢者市場をターゲットに狙った新しい戦略じゃないのだろうか?

  • 国内のDS普及が飽和状態である点
  • まわりの人と一緒に画面が見られる、高視野角
  • 形態性を無視した大型スタイラス(オプション)
  • 同梱DSウェアが、脳を鍛えるシリーズと辞書
  • 2万円という高価格帯
  • パステルカラーを配したカラーバリエーション


もうね、どうみても所得に余裕がある、定年退職した人向けですよ。 発売されるアプリも高価格帯のカルチャーアプリ等がメインになるはず。 で、コミュニケーション機能系を強化して、お爺ちゃんが孫にDS買ってあげる線とか企んでる。 iPhoneやPSPと比較した場合、家族を囲い込んでいく作戦ですよ。

プロダクトの設計思想を見る限り、多分、ぜったい間違いない。僕の知る限り、高齢者層をまともにターゲットにした情報端末っていうのは、これまで(まともなものは)無かった。これがどう転ぶか、非常に楽しみ。

如何にネットで自己プロモートするか

2009 年 10 月 21 日 水曜日

独立して思ったのだけど、いかに己をプロモートしていくかというのは、フリーランスにとって大分死活問題だと思う。存在が認知されないと、そもそも仕事が来ない。

インタフェース/インタラクションデザインを中心に活動する、スェーデンのOcean Observationという会社の、セルフプロモートビデオが面白い。 iPhoneのUIを俺らならこうするぜ!というデモビデオを作ってる。



あるいは、ニコ動で音楽活動してた人達が大フィーバーして、ソニーからCD出したり、アニメの主題歌担当に抜擢され、オリコンデイリーで2位まで駆け上がったり。



名前忘れたけどオライトというデザイナーは、勝手にグッチだかプラダだかのロゴ使って空想作品を大量に作って発表してたら、本当にそのブランドからコンタクトがあって、商品がリリースされたデザイナーもいた(誰でしたっけ)?

最近、ウェブサービスとかシステムレベルでのインターネットっていうのは、それほど面白くなくなってきているけど、小さな団体がいいもの作って露出さえ確保すれば、いっきに何処まででも駆け上ることができるという面では、かつて無いほど面白くなってきてる。

最近はトレンドが映像に移行しつつあるけど、flash使ってなんかそういうことできないかなぁと思う。

タッチスクリーンとロールオーバー

2009 年 7 月 5 日 日曜日

タッチスクリーンのUIについて考えるとき、ロールオーバーの存在の有無ってあまり語られてない気がする。

ロールオーバーってのは、それがない環境でコンテンツ作ってから振り返って考えると、
無茶苦茶便利な概念だったのだなぁと思う。

よく「Flashで作ったサイトは、どこがボタンかわからない」という話を聞くけれど、実際問題としてはタッチスクリーンのUI全般では、さらにどこがボタンかわからなくなる傾向があるように思う。まだ問題が表面化していないだけで。

結局のところ タッチスクリーン環境 ではロールオーバーは、ビジュアル要素で慣習(conventions)を作って対処するしかなさそう。もう1つはボタンと入力テキスト部分のみの視覚的な立体表現を徹底することみたい。あるいは、Percieved Affordanceとして、ボタンを点滅させるとか。

将来的には静電気とかを感知して、非接触なロールオーバーもどきがデバイスにも実装されていくんだろうなぁと思うけど、とりあえず現状はこれを受け入れないとならないんだろうな、と。

アプリの設定は、初心者/上級者の2段階モードがいいんじゃないかと思う

2009 年 7 月 2 日 木曜日

iPhoneアプリなり, Airアプリなりを作ってて思ったんだけど、特にiPhoneのような画面の小さい環境では、機能要望の取捨選択がムズかしい。

本来、ウィジェットというのは単機能特化が一番いいんだ思う。 ところが、ユーザーからの機能要望というのは限度がなく、その全てに対応すると、アプリケーションがあっという間にファットになってしまう。

ファットになったアプリは、既存のヘビーユーザーには歓迎される一方で、新規ユーザーにとっては害として働くことが多い。

まず、あれもこれもという多すぎる機能は、「何をすべきなのか」という本来のコンセプトを消し去ってしまい、それそのものの持っていた「体験」を台無しにしてしまう。結果、「何をしたいのか」が明確なユーザー以外には、きわめて使いにくい一品になってしまう。

また学習コストの大幅な増加も問題となる。iPhoneのような設定画面と、ヘルプを並列に見せることが難しい環境ではなおさらだと思う。

ところがジレンマは、初心者ユーザーほど、表示スペック、カタログ上の機能の数を基準に購入する。 UIや機能の切り捨て、という意思決定に対し新規ユーザーがお金を払う可能性は少なく、結果的に販売段階ではアレもコレも全て詰め込んだアプリが売れることとなる。

そして長期的に見た場合、ファットなアプリは初心者を切り捨て、市場を小さくしつつヘビーユーザーだけが生き残る。そしてヘビーユーザーの機能要望に答えることで、さらにニッチなアプリへと破滅的な進化していく。 ここら辺はかつてシューティングや格闘ゲームなんかが通った道だと思う。

そういう先細りに対して、どういう対策を練っていくのか? というのがモバイルアプリの今後の課題になるんじゃないかと。

ゲーム業界等の先人の工夫を見ていると、最も有効なアプローチの1つは、初期起動時にユーザーの機能と権限を制限することのように思える。

購入時、ユーザーのできることは、そのアプリの本質のみに制限する。そしてその後、ユーザーの指向、用途に応じて、複雑な機能を制限解除していく、というのがスマートなのではないかと思う。そういうRPGのレベルアップ的な仕組みが、アプリのUIについてもいいのではないかな?と思う。

メタセコイアとか触ってると、とてもそう思うのデス。

アプリケーションは社会性を獲得できるか?

2009 年 6 月 25 日 木曜日

多分、今ネットでいちばん興味があることがコレ。アプリケーションはユーザーに社会性を付与する装置となることができるか否か?

高級ファッションやプロダクトブランドの多くの商品は、性能と価格が見合っていない。もかかわらず、多くの顧客がそれを購入しビジネスとして成り立っている。 この不思議な現象の最大の理由は、十分に成熟したモノの価値は単純な機能によっては決定されないくなる為である。衣服ならばプライマリな「着る」という機能よりも、「自己満足」や「社会的の付与」というセカンダリの機能が、大きく価値に影響を及ぼすようになっているからだ。

社会性の付与、つまりその商品の所持や使用が、注目や尊敬を集めたり、女の子にモテたり、所持者の社会に対するコミュニケーション力を増幅するのならば、その商品はそれそのものの本質的な機能以上の価値を持つ。

従来コンピューターのアプリケーションには、このような社会性はもとめられてこなかった。それはアプリケーションが純粋に問題解決のツールであり、またもっぱらモニターの中というパーソナルな空間でのみ使用されるツールであった為だ。

しかしiPhoneの出現は、ほんの少しずつではあるが、アプリケーションを公共の場で使用するというシナリオを生み出しつつあるように見える。

もし、そのアプリケーションを所持することが社会的なステータスとして機能し、注目を集め、会話の起点となり、女の子にモテる。そのような段階に入った時、非プロフェッショナルユースのアプリケーション市場においては、機能と価格は比例関係ではなくなる。 Appleは、単なる道具だったコンピューターの所持を、iMacでファッションに昇華することに成功した。ならばアプリケションの所持をファッションとすることは可能なんじゃないのか?

ゆっくりとではあるが、タンジブルビットやホームコンピューティング、ユビキタスといった概念は、この方向にアプリケーションを押し進めて行くのではないかと思う。

こういうパラダイムの変化こそが、iPhoneアプリの115円地獄や、ウェブサービスの無料化地獄を脱する、手段なんじゃないかと思う。あと5年とか10年先のことなんだろうけど。