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オンラインで試せる、iPhoneミニチュア風写真の作り方

おかげさまでTiltShift Generator、リリース当日から1位みたいです。皆様りがとうございます。 i-pod touch対応や、高解像度出力についても粛々とアップデートしていきますので、よろしくお願いいたします。

ちょっとTwitterで見たところ、ミニチュア風にやるコツを試行錯誤している方がいるようなので、簡単な入門チュートリアルをしたいと思います。 iPhoneがないユーザーでも楽しめるように、オンライン版のTiltShift Generatorを使って進めてみます。



ミニチュアっぽく見えるようにするには?

風景写真をミニチュア風にするにはどうすればいいでしょうか。 簡単にいえば、「実際に風景にあってミニチュアにはない要素」を消し、「ミニチュアにあって写真にない要素」を追加すれば、写真をミニチュア風にすることができます。

1:空気による色の減衰
空気には実はちょっとだけ色があります。その為、遠くにあるものほど青みがかって色あせて見えます。一方ミニチュアでは、距離が非常に短いため、この空気による色の減衰が発生しません。

写真の彩度(Saturation)とコントラスト(Contrast)を強くすることで、空気による色の影響を取り除きます。


この写真で、彩度とコントラストをあげて空気による色の減衰を補正すると・・・


こんな風になります。

2:ピントの違い
遠くの風景を映すとき、写真や目はほぼ全体にピントが合わさっています。近距離では自分の見ているものにしかピントがあわず、それ以外のほぼ全てのモノはぼやけてしまいます。 目の前に指を一本立てて確認してみましょう。

このピント感の違いを正しく理解するには、被写界深度という知識が必要となります。 ですが、「ここでは近くにある物は主題以外はボケる」、程度に理解していれば十分です。

この写真のように、手前、主題、奥のように構成される写真で、手前と奥をボカスことができると、それっぽい感じになります。

2:カメラアングルの違い
ミニチュアは小さいので、基本ミニチュア写真は上から見下ろしたものが多くなります。 ビルや、歩道橋など高い位置から、見下ろした写真(俯瞰)をとると、簡単にそれっぽくなります。 逆に高層ビルなどを見上げた写真を、ミニチュア風にするのは難易度が高くなります。


上から見た写真は、ミニチュアにしやすいです。


巨大なモノをアオリ(見上げ視点)で使用した場合、難易度が高くなります。 でもミニチュアとはまた違った味の写真が楽しめます。

まとめ
いかがでしたでしょうか? とりあえず俯瞰気味の風景写真に「色を鮮やかに」&「前景と背景を両方ボカス」を適用すれば、それっぽいミニチュア写真にあるかと思います。こまかい調整は写真ごとのケースバイケースではありますが、一応のお手軽入門編としては、参考になるんじゃないでしょうか。

アルバイトさま募集閉め切りました

昨日募集いたしましたiPhoneアプリもろもろのアルバイトさんの件、なんか今日起きたら応募が40件を超えていたので、取り急ぎ募集をクローズいたします。

みなさま応募ありがとうございます! というか予想以上の応募にビビっております。。。

応募をくださった方には取り急ぎメールをいたしますが、この40人の方々のflickrとかブログを読んだりする必要があるので、面接の可否等のつっこんだお返事には2〜3日お時間が必要そうです。しばしお待ちくださいませ。

でメール専攻なのですが、応募に写真アプリのヘルプやチュートリアル要因募集とありましたように、優先順位的に「写真 > 文章 > HTML > 英語力」な感じでいかせていただくと思います。 で勤務内容のもうちょっと詳細なのですが、稼働可能時間が週数時間という方は、サポートサイトの文言やサンプル写真等を、稼働時間がもっとある方にはとりあえずチュートリアルとかをお願いすると思います。

一応募集は1人を予定していますが、ショートタイムの方数名で業務を分轄、という可能性もございます。ただ、フルタイムで常時仕事があるほどの分量ではありませんので、長期フルタイムを想定していた方はちょっとゴメンナサイかもしれません。

いったんみなさまお送りされた資料に目を通して、全員にお返事をかけるようにしたいと思います。 よろしくお願いいたします。

アプリ内課金をどうにか有効利用できないか

iPhoneアプリは謎の規約として、アプリ内課金を無料アプリに実装できないというルールがある。以前も書いたエントリでも自分はアプリ内課金に否定的だったのだけど、なんかいい使い方はないかウンウンうなってたら思いついた。

1: 無料アプリをリリースして100万DLぐらい達成する。
2: アプリを有料に変更する。
3: アプリをアップデートしてアプリ内課金を実装する。
4:100万DLされた、アプリ内課金アプリの出現。

というのはどうだろう? 規約的には引っかからないと思う。 Prosはクリティカルマスを狙える課金アプリを作りやすいこと、Consは一度有料にしたら後戻りできない点と、有料にしなければアプリ内課金が発動しない点。比較的、初期の駅探モデルに近い感じですね。

逆のアプローチとして

1: アプリ内課金を実装した有料アプリをリリースする。
2: 価格変更で無料に。
3: 無料のアプリ内課金アプリ完成!

という手段も考えられますが、こちらのほうが最終的に無料の課金アプリできるのでスマートな感じですが、技術的にブロックされてる可能性があるのと、規約的に地雷を踏んでいる可能性が高いのでお勧めできなさそう。 Prosは文字通り無料の課金アプリを作れる抜け道、Consはリスク激高。

規約上、無料アプリで使えないのと、バーチャルマネーが発行できないのでどうも使い勝手が難しそうな印象。国内では誰が最初のブレイクスルーになるかは、要チェックや!だと思います。

セキュリティアップデートはOSの普及率に如何に影響するか

iPhone OSの非常に重要なセキュリティ上のアップデートがきましたね。OS3.0.1です。

今回のアップデートは、開発者には直接影響を与えることはない・・・はずですが、このアップデートに関して注目したほうが良さそうなことが2つあるかと思います。


ここで注目したいのは2点。

・このアップデートによって、iPhone OS 2.x 系のiPhoneが事実上駆逐されるか否か。
・iPhoneを持っていながら、OS3.0.1をインストールしない層はどれだけいるのか?

Appleとキャリアが連動して、iPhoneのアップデートをSMS経由で告知をするようになると、OS3.0の普及は盤石になるのではないかと思います。いっぽうで、そういうことをしない限り、iPhoneを母艦と接続しないユーザー層はOS3.0.1に移行しない可能性が残ります。また今回のアップデートはiPod touch系にはあまり影響がなく、touch層としては依然として2.x系にとどまり続ける層が一定数あるかと思います。

iPhoneアプリ開発者としては単なるバグフィックスという点よりも、このようなアップデートがOS3.0の普及率にどのような影響をもたらすのか?というあたりに注目したら、なんか面白いデータが出るんじゃないかと。

Lerning ActionScript 3が iPhoneの電子書籍に

オライリーからなんか出たー。
600円だとか。

ToyCamera 3.50リリース

先日提出した、ToyCamera & OldCamera の最新版がリリースされました。
日本語対応他、UI系が大幅に改良されています。


たまに最新アップデートからノイズが強くなったというお話を聞きますが、エフェクト周りのパラメーターの調整は一切行っておりません。室内写真でのノイズの増強は、OS3.0にてカメラのホワイトバランスアルゴリズムが変更されてことによるものかと思います。



次バージョンでは、さらなるUIのパワーアップと、アプリ内添付メールの対応、そしてフランス語対応がされる予定です。よろしくお願いいたします。

タッチスクリーンとロールオーバー

タッチスクリーンのUIについて考えるとき、ロールオーバーの存在の有無ってあまり語られてない気がする。

ロールオーバーってのは、それがない環境でコンテンツ作ってから振り返って考えると、
無茶苦茶便利な概念だったのだなぁと思う。

よく「Flashで作ったサイトは、どこがボタンかわからない」という話を聞くけれど、実際問題としてはタッチスクリーンのUI全般では、さらにどこがボタンかわからなくなる傾向があるように思う。まだ問題が表面化していないだけで。

結局のところ タッチスクリーン環境 ではロールオーバーは、ビジュアル要素で慣習(conventions)を作って対処するしかなさそう。もう1つはボタンと入力テキスト部分のみの視覚的な立体表現を徹底することみたい。あるいは、Percieved Affordanceとして、ボタンを点滅させるとか。

将来的には静電気とかを感知して、非接触なロールオーバーもどきがデバイスにも実装されていくんだろうなぁと思うけど、とりあえず現状はこれを受け入れないとならないんだろうな、と。

スクレイピングはサーバー処理が安全かなぁ

OS3.0でタンブラー系のアプリが死亡してるのとか見て思ったんだけど、スクレイピング系のアプリはスクレイピングパートを自前のサーバーに置いて、そこを経由するほうがいいのかなぁと思った。

スクレイピングのアルゴリズムをアプリの中にハードコードしてしまうと、HTMLの仕様が変わってしまったときに、迅速な対応ができない。修正版をAppleに提出しても1〜2週間かかってしまい、その間アプリは動くなってしまうので。

あとはそういうロジック部分をサーバに出しとくと、iPhone, Android, BlackBerryとかでクロスなアプリを作りやすいし、危機対応もしやすいのかなぁと思う。

AppStoreで顔の見えるユーザー相手に商売とかダメなのかな

前エントリが、比較的AppStoreの厳しい側面についてのエントリだったので、もうちょっとポジティブな考えも。

AppStoreを不特定多数のユーザーへの、アプリケーションの配信モデルと考えた場合、在庫や再生産のコストがない為に、最終的には値下げ競争になる話はした。 ただコレ自体「売り上げ – 確保したい利益 = 広告費」のモデルが「売り上げ- 確保したい利益 = 値下げ余力」に変化したのだと解釈すれば、今のところそんな極端な違いはないのかもしれない。

じゃあ、AppStoreで配信するアプリを、ある程度顔の見えるユーザーだけに配信するのはどうなのかな?と思うことがある。

個人開発者としては、別に地球全土と勝負しなくても、自分の作ったものに、千円払ってくれる人が一万人とか二万人いればなんとかなる。あるいは1万円払ってくれるユーザーが1000人、10万円払ってくれるユーザーが100人と考える方法もあるんじゃないかな、と思う。

Next Pocket Guiterを目指すのではなく、next メタセコイアや next Sai を目指すのがいいのかなぁと。AppStoreのバトルロイヤルなリスクを回避しつつ、配信と課金システムを活用できるのでありなんじゃないかなと。

スケールのデカイ話じゃないので、ベンチャー的には夢のないアプローチかもしれないけど、個人制作者の作家活動の場としての可能性は、まだまだ実験の余地も夢もあるんじゃないかと思う。

iPhone 3.0でカメラアプリが死にまくってる

先日iPhone OS3.0がリリースされましたが、かねてからの予想どおり、写真アプリで大虐殺が起こっている模様。 Panoや、SteadyCam等の名作カメラから、拙作のQuadCameraまで、定番ものが色々と死亡しており、Twitter / flickr のでiPhone写真家クラスターは徐々に悲鳴が。

いちおうToyCameraとOldCameraは無事ですが、QuadCameraとSepiaCameraが死亡。

一ヶ月月以上前に、QuadCameraのOS3.0版をAppleに提出済。。。 のはずが、リリースもリジェクトもないまま、放置されて今日を迎えています。他の人も大半が、対応したのに放置あるいは却下されてる模様。

もうすぐカメラが強化されたiPhone 3Gsがリリースされるのに、定番カメラアプリが大分死んでるという、にんともかんともな。 QuadCameraなんかは比較的ヤンチャなことしているアプリなので、消されて仕方がないといえばそうなのですが、OS3.0対応しないで消去じゃなくて、対応したのに放置、ってのが辛いところ。

カメラアプリがメインのユーザーは、iPhone OS3.0のインストールをもう少し様子見するほうがいいかと。ただいま海外の開発者とかと、iPhone OS3.0で死ぬカメラアプリの目録を作成中です。

僕のほうも、頑張ってなんとかQuadCamのアップデートを通すよう動力いたしますので、申し訳ございませんが、もうちょっとお待ちくださいませ。